キングダム668話は、羌礼が(きょうれいが識の胸を剣で突き刺したところで終わっていました。
この記事では、2021年1月21日に発売された週間ヤングジャンプより、キングダム668話のおおまかなあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますので、ご注意下さい。
Contents
識の裏切り
礼は瘣に告げました。
識が私を裏切った。全力で祭を戦おうと約束したのに、あいつは剣を止めた。
だから、負けたはずの私が勝って生き残った。
私の剣が識の心臓を貫いた時の、最後の苦悶の表情。
私を変貌させるには、十分すぎる※供物(くもつ)だった。
※供物とは、信仰対象に捧げられるもの
あの時の識の命を糧に、私は本物の蚩尤(しゆう)となった。
お前たちとは、立っている世界が違うんだ。
お前は間違っている
私は死を撒き散らす闇の神、蚩尤(しゆう)。お前たちは更に闇の先に私を推し進めるための糧にすぎん!!
羌瘣がそう絶叫する礼の反論に出ます。
「やめろ、礼。お前は間違っている」。
「礼、お前が言っている闇の先に道などない。そんな形の蚩尤になったとしても、ただ自分が壊れてしまうだけだ」。
「戻って来い、礼。暗闇の淵から戻って、本当の強さを得る。恐らくそれが本当の蚩尤の、、、(姿だ)」。
羌瘣が必死に礼を諭そうとします。
識がただ苦痛の中で逝ったのなら、確かに戻れないが、そうじゃないはずだ。識は最後に、お前に、、、(伝えたことがあるはずだ)」。
礼は自分の剣が識の心臓を突き刺した最期の瞬間を思いだします。
識は最後に礼に伝えました。
「覚悟ができていないのは、私の方だった。ずっと礼を手にかけるのは、ムリだと思っていた。
だから、ゴメン。礼が残れて良かった。外で私の分まで、精一杯強く生きて」。
礼は泣き叫びました。
「うわぁぁぁーーーー!!!識!!!言わなきゃいけなかった。最後に言わなきゃいけなかたのに!!私も大好きだよ。頑張って生きるよって!!!」。
羌瘣が礼を抱きしめます。
「じゃあ、しっかり頑張れ、礼」。
【キングダム】669話のネタバレ!識が礼に残した言葉とは!?のまとめ
識を自分の手で殺めた現実から、闇の世界に生きるがごとく振る舞い、ただ現実から逃げていた礼。
本当の姉の様に慕っていた識の死を受け入れるとともに、楽しかった記憶もよみがえります。
ここからまた礼の第二の人生が始まるのです。