キングダム664話は羌礼が飛信隊の歩兵隊に加わり、気が狂ったように趙兵をめった切りにしているところで終わっています。
この記事では、2020年12月24日に発売された週刊ヤングジャンプより、キングダム665話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
羌礼が飛信隊に来た理由

羌瘣は信と貂(てん)に自分のいた蚩尤族(しゆうぞく)での出来事を語りだしました。
羌瘣は6年前に祭(さい)で幽連(ゆうれん)という人物を自分が討ったが、祭が再び行われないように幽連の死を隠していたといいます。
しかし何らかの形で幽連の死が知れてしまい、再び祭が行われてしまった。
羌礼は恐らく祭で勝ち残って、現蚩尤として今この場にいるのだろうと。

羌礼の処分

その日も飛信隊は歩兵の活躍で大勝利をおさめていました。
しかし、歩兵隊は勝利の酒を組みかわすわけでもなく、神妙な面持ちで何か話あっているようです。
干斗(かんと)がとうとうむきになって話だしました。
「羌礼は下手すりゃ俺達の何十倍、何百倍の仕事をしている。だけど俺はあいつを飛信隊から追い出すべきだと思う。じゃないとあいつが飛信隊をぶっつぶしちまう」。
昂の命が狙われる!?

暗い林の中で羌礼が吐いていると、昂(こう)が「大丈夫?」と羌礼を心配して近づいてきました。
羌礼が「へぇ、お前、いっちょ前に音消しの術を使うのかよ?」と昂に聞きます。
昂は「ごめん、これ羌瘣さんに教わったんだ」と答えます。
そして昂は羌礼が初めて飛信隊に現れた日に羌礼が助けてくれたお礼を述べました。
昂は羌礼に仲間になるんだし、皆がいる場所で一緒に過ごしたらどうかと持ち掛けます。
すると羌礼は「なめた口ききやがって、このザコが!」と昂の口を抑えて剣先を昂の首元に刺しました。
「弱いくせに、お前ら生きているのが当たり前だと思ってるんだろ。勘違いの世界の中でお前ら何戦った気になってんだ」。
すると歩兵隊の集まりの中から、昂を呼ぶ声が聞こえました。
「おーい、昂、どこ行ったんだ!?」。
羌礼は首元に刺した剣を引きました。
「命拾いしたな、ザコめ」。
羌礼が去った後は、昂は恐ろしくてガクガク震えていました。
我慢の限界

羌礼は次の日も投降した兵をめった切りにしてしまいました。
日に日に苛烈していく羌礼の暴走ぶりに、飛信隊の皆はだまっていません。
崇原(すうげん)が信に羌礼を隊から追い出すように申し立てました。
しかし信は「羌礼のことは羌瘣にまかせることにしている」と返答します。
信に言っても無駄だと感じた崇原は信の許しを得ることなく、隊の皆と羌礼を追い出すことに決めます。
出て行けと崇原に言われた羌礼は
「歩兵長だっけか?お前にそんな権限があるのかよ?」と聞き返します。
「ある!文句があるなら馬に乗って騎馬隊へ行け」と崇原が羌礼をどなりつけます。
隊の皆は「いやいや、それもめんどくせーだろ」とざわつきます。
「お前が三日前にすでに昂を殺しかけたことは知っている。歯向かうならこっちも容赦なくお前を斬る!!」と崇原が言うと、
羌礼はすでに隊の皆にぐるっと取り囲まれていました。
羌礼は木陰に隠れていた弓矢兄弟の気配に気づいていました。
「言っとくけど、私に弓はあたらねーぞ」。
隊の皆は「やばい!奥の手にとっておいた弓矢兄弟の存在がばれた」と焦ります。
もう、いよいよこの最強で最悪の羌礼と剣でやりあわなけらばなりません。
そう思った時、突然「待て、礼。隊に手を出すな」と羌瘣が現れました。
「お前の狙いは私だろうが」。
と羌瘣は羌礼に言うと、隊の皆は「えっ!?」、「はぁ?」、と驚くとともによく状況が掴めません。
「そうだよ、私はお前を殺しにきたんだよ。羌瘣」。

キングダム665話のネタバレ!飛信隊の危機、本当の敵は隊にいる?のまとめ

以上、キングダム665話のあらすじをネタバレをまじえてご紹介しました。
一番強い者がただ一人が生き残れる蚩尤族では、弱いのに生きているのが当たり前と思っている隊員の態度が鼻につく羌礼のことはわからないでもないですね。
羌礼の目的は蚩尤として村を出た羌瘣を追い、羌瘣を討つことで真の蚩尤となることなのでしょう。
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