キングダム660話は寿胡王が鰧に什虎城や満羽のことは語ったので、自分の首をはねよと申し出たところで終わっています。
この記事では2020年11月19日に発売された週刊ヤングジャンプより、キングダム661話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
生かされる寿胡王

鰧は「首をはねろ」と言う寿胡王に、「手前勝手なことを言うな。お前をここで殺しはせぬ。この先の対楚の戦いにおいて、お前からは多くの情報を聞き出しておかねばならぬ」と言いました。
鰧は続けました。
「そして何より、満羽の結末はお前自身が見届けろ」。
秦魏同盟軍に敗れた什虎軍は城へ戻ろうとしていました。
しかしその途中で什虎城が陥落したと知らされ、行く先を楚王都・郢(えい)に変えました。
楚王都・郢では
媧燐将軍(かりんしょうぐん)が什虎の陥落を知らされていました。
媧燐は今回の秦・魏二国同盟は双方裏目にでると読んできました。
什虎軍が楚王都に向かっていると知り、バミューは媧燐へ満羽や玄右・千斗雲をさらし首にしましょうかと伺いをたてました。
しかし媧燐は満羽という男の経歴と戦歴くらいしかわからないので、城の奪還もせずにさっさと王都に向かってくるというのは、
使えるバカなのか使えないバカなのか自分の目で確かめると言います。
秦王都・咸陽へも什虎陥落の知らせ

咸陽へも什虎城が落ちたとの知らせが入りました。
王・嬴政は昌平君に「よくやった」と礼を述べます。
昌平君は「恐れ入ります。しかし本当によくやったのは、現場の者たちです」と答えます。
秦はこれからいよいよ趙王都・邯鄲(かんたん)攻略に全力を捧げる時がきました。

鰧・蒙武は什虎城へ入城

鰧・蒙武は陥落した什虎城へ入城しました。
そこへ待ち構えていたのは、呉鳳明ら側近たちでした。
鰧は呉鳳明に同盟を受け一緒に戦った礼を述べました。
呉鳳明は「たかだか三年だ。こちらも慣れ合う気などない」と鰧に告げます。
呉鳳明は今回の同盟は魏には大きな利があるが、秦にとっては大失敗だったと言います。
魏は四国境界の什虎城をもらい、三年秦の憂いのない中で韓を削って西へ勢力を拡大する。
そこから本土の軍と合わせて南下し、この什虎の南部一帯とも楚から奪いとる。
三年後東へ領土を拡大する秦国の懐にあるこの什虎は牙をむき、最悪の脅威となる。
ということを呉鳳明は述べました。
そんなことは昌平君や秦本営陣・蒙毅にとっては承知の上でした。
鰧は続けました。
「この三年間の中でお前たちがとるのは、せいぜいこの什虎一帯。我々は『趙』全てをとると言っておるのだ」。
呉鳳明は「趙は落ちぬ。お前たちは李牧には勝てない」と言い切りました。
鰧は「(李牧が)復活してくると?」と呉鳳明に問いかけます。
呉鳳明は「当然だ。あの男は絶対にただでは起き上がらない」と答えます。
魏将・荀詠(じゅんえい)は、「李牧が身を寄せているのは、※司馬尚(しばしょう)のいる『青歌(せいか)』だ」と付け加えました。
※司馬尚は趙国東部にある小都市・青歌の城主。燕国・オルドの侵略を止めたとされる人物。
政治嫌いのため趙国中央からは身を隠している。キングダム660話時点では、素顔はまだ明らかにされていない。
鰧が「関係ない。李牧が戻ろうと三年で趙を取る。その次は魏だ。覚悟しておけ、呉鳳明」と告げました。
「三年後、趙攻略に失敗した死に体(たい)の秦にとどめを突き刺してやる。それまでくたばらぬことだな、鰧」
と呉鳳明は眼光鋭く、闘いの疲れも感じていない様子です。

【キングダム】661話のネタバレ!秦・魏の因縁!戦いが終わって再び火花散る!?のまとめ

什虎城を陥落させたのも束の間、また戦いの火花が散り始めました。
これから趙王都・邯鄲攻略へ全力を注ごうとする秦国を、虎視眈々と狙う魏総大将・呉鳳明。
秦国を待ち受けている苦難は、まだまだ終わることはありません。
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