彼女、お借りしますの153話は、和也がスマホを手にし、墨ちゃんをレンタルするところで終わっています。
この記事では、2020年8月24日に発売された週刊少年マガジンより、彼女、お借りしますの154話のおおまかなあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
一時間だけの墨ちゃんレンタル
和也は「墨ちゃん、久しぶり」と声をかけました。
「今日は墨ちゃんに相談があってさ」と和也が切り出すと、墨ちゃんは瞳を潤ませじいぃ~んと感動しているようです。
墨ちゃんは和也に頼られて、力が入ってしまい異常なほど和也に接近してしまいます。
「ちょ、ちょっと一旦落ち着こうか」と和也は墨ちゃんに言い、近くの喫茶店に入りました。
墨ちゃんは千鶴の祖母の死を和也から聞かされると、号泣してしばらく喫茶店のテーブルにつっぷしてしまいました。
テーブルが涙でビショビショになっています。
和也がドン引きし、どうしようかとまどっていると、突然墨ちゃんがガバッと顔を上げました。


墨ちゃんの決意
喋るのが苦手な墨ちゃんはスマホに文字を打ちます。
「ちづるちゃんは、だいじょうぶそうだった?」。
和也は自分の想いを墨ちゃんに伝えました。
「わからないんだよ。『平気』って言ってた。いつもの水原の笑顔で。たった一人の肉親を亡くして悲しくないわけないし、何か助けてやりたいけど、
あんな風に笑われたら、俺には何もできなくて。映画作ったりしたけど、俺と水原はレンタルの関係で。『彼女』と『客』で。
支えてあげる立場でもないなって。墨ちゃんなら俺よりも今の水原の気持ちわかるんじゃないかなと思って」。
墨ちゃんは黙って聞いていました。
墨ちゃんはダージリンティーを一気に飲み干し、育ちが良いので「御馳走さまの」ジェスチャーをしました。
そして突然立ち上がり、和也の腕を掴みました。
「ちょ、ちょっと墨ちゃん!?どこ行くの!?」。
墨ちゃんが和也を連れてきたのは、新宿でした。
墨ちゃんは無言で電車の乗り場案内を指差しました。
それは湘南新宿ラインの「一番線」でした。
「え、え、墨ちゃん!?今から海に行くの!?無理だって!!なんだって、急に!?」
と和也が聞くと、墨ちゃんはまたスマホに文字入力をしました。
「悩みには海が効く」。
和也は「無理だって、墨ちゃん!!今日は一時間プランの予定だし!!もうほぼ終わりだし!!(和也はお金がない)」とあわてふためきました。
すると墨ちゃんはとうとう言葉を発しました。
「私もちづるちゃんの為に何かしたい。ここからは『お友達』…」。
と言い、墨ちゃんは顔を赤らめてとても恥ずかしそうにしています。
和也は驚いて青ざめています。
墨ちゃんは言うことを言ったら、すっきりしたようで、ズンズンと一番線のホームに向かって歩いていってしまいます。

【彼女、お借りします】154話のネタバレ!まさかの墨ちゃんを無料で!?のまとめ
以上、彼女、お借りしますの154話のあらすじをネタバレをご紹介しました。
天然少女らしく、大胆な行動に出た墨ちゃん。
湘南へ行って和也に何を伝えようとしているのでしょうか。
かわいいから何でも許せちゃいますね。
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