彼女、お借りしますの150話は千鶴の祖母が再び目を開け、千鶴の頬に手をあてたところで終わっています。
この記事では、2020年8月5日に発売された週刊少年マガジンより、
彼女、お借りしますの第151話のおおかまかなあらすじをご紹介してきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
嘘か本当か
千鶴は意識の戻った祖母の手を握り、急いでナースコールをかけようとしました。
しかし祖母はもう命も尽きるのだし、千鶴と二人きりでいたいので、千鶴がナースコールをかけることを止めました。
「何か悩んでいるのね。可哀そうに」と千鶴の祖母がゆっくりと話しだしました。
「ごめんね!おばあちゃん、私ずっと嘘を…」と千鶴が切り出しました。
千鶴の祖母はまた千鶴の頬をそっと撫でます。
「そう、嘘ね。知りたいとも思うし、知りたくないとも思う。可愛いあなたが選んだ答えならどちらでもいいわ」。
千鶴はそれを聞いて、ギュッと胸が押しつぶされそうになります。
千鶴の祖母は話を続けました。

真実はどうでもいい
「この世にはね。答えのあるものの方が少ないわ。日々、悩み、苦しみ、それでも考え続けることが『生』への唯一の誠実さよ。
そんな生き方ができる女性になってくれただけで、私は十分幸せ。奇麗だった。素敵な映画をありがとう。和也君にもお礼を伝えておいて」。
千鶴はさらに泣きました。
千鶴の祖母の目からも涙が流れています。
「愛してるわ、ちづる。あなたは私の宝物」。
千鶴も「私も大好き。大好き。おばあちゃん、大好き」と精一杯伝えました。
千鶴を抱きしめたまま、千鶴の祖母は息をひきとりました。
最期に千鶴への想いを伝えて、千鶴からも祖母に自分の想いを伝えることができました。
千鶴が本当のことを言うべきか、伝えないままでいるか迷ったままでいたように、千鶴の祖母もまた
愛する千鶴の選んだ答えなら嘘をついたままでも、本当のことを伝えられてもどちらでも良かったのです。
思い悩みながらも自分の思う通りに生きる素敵な女性なに成長してくれたことを喜びました。


【彼女、お借りします】151話のネタバレ!最期のお別れ!?千鶴の祖母が逝くのまとめ
以上、彼女、お借りします151話のあらすじをネタバレを交えてご紹介しました。
祖母を悲しませたくないと和也が彼氏だと嘘をついてきた千鶴ですが、千鶴の祖母は本当のところは気づいていたのでしょうか。
和也は平凡な見かけなものの、思いやりのあるあたたかい心の持ち主です。
千鶴の祖母にも相当気に入られていました。
和也自身も千鶴の祖母の死は悲しいでしょう。
しかしこれから和也はでしゃばりすぎない程度に、祖母を失った千鶴の気持ちに寄り添ってあげなくてはいけないというミッションができました。
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