彼女、お借りします148話は、和也が祖母を失いそうな千鶴のためにできることはまだあると気づき、
千鶴の病室前から走って立ち去ったところで終わっています。
この記事では2020年7月22日発売の週刊少年マガジンより、彼女、お借りしますの第149話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
病院を出て行った和也が病室に
千鶴は祖母の病室で考えていました。
和也に「本当のこと」を伝えなくていいのか、千鶴は伝えないままで祖母が亡くなって後悔はないのかと言われて悩んでいました。
馬鹿ね、話すことに意味はない。そもそも話したところで聞こえているかどうかもわからないわ。
もし聞こえているんだったら、おばあちゃんを悲しませるだけだもの。
千鶴は意識のない祖母の枕元でそう考えていました。
すると和也が千鶴の祖母の病室に入ってきました。
和也はプロジェクターとパソコンを持っています。
和也は病室でパソコンを開き、何やら作業をしだしました。
「ねえ、ちょっと何なの?マジで!!本気で怒るわよ!!」
和也は千鶴の問いかけにも答えません。
しばらくして、病室がパッと明るくなり、和也がプロジェクターで、病室の壁に出来たばかりの千鶴の主演映画「群青の星座」を写し出しました。

二人きりの映画館
「えっ!?」。
千鶴が戸惑っていると、和也は何も言わず病室を出て行ってしまいました。
千鶴は「おばあちゃん、おばあちゃん見て」と祖母の胸元に近づきました。
千鶴の祖母はもちろん返事をしませんでした。
映画は静寂の中、無情にもストーリーを展開していきました。
千鶴は諦めかけていました。
祖母の胸元に顔をうずめ泣いていたのでしょう。
するとしばらくして千鶴の祖母がうっすらと目を開けました。
千鶴の祖母が目を開けたその先には、病室の壁いっぱいに千鶴の笑顔が写しだされていました。
千鶴は元気だったころの祖母との会話や祖父が女優の道を応援して勇気づけてくれたことを想い振り返っていました。
「私、女優になりたい。おばあちゃんみたいな女優に」、
「なれる!なれるぞ、ちづる!!!叶う、願え、願えば夢は必ず叶う!!」。
わずかな間だけ目を開けると、千鶴の祖母はまた目を閉じてしまいました。
千鶴は祖母の手を握って泣きました。

【彼女、お借りします】149話のねたばれ!まだある!?和也が千鶴にできることのまとめ
以上、彼女、お借りします149話のあらすじをネタバレを交えてご紹介しました。
原作の中で千鶴の祖母の病名は明かされていませんが、とうとうあの世に逝ってしまいそうです。
両親を亡くしてから祖父母に育てられた千鶴。
数年前には祖父までも事故で亡くしてしまい、祖母が亡くなったら千鶴は一人ぼっちになってしまいます。
和也は本当の彼氏でもないことから、心細く思う千鶴のそばについていてあげることも躊躇してしまいます。
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