アルスラーン戦記第86話はトクトミシュ王に捕らえられたジムサが逃げ出し、暗闇の中からアルスラーン軍が現れたところで終わっていました。
この記事では2020年10月9日に発売された別冊少年マガジンより、アルスラーン戦記第87章のおおまかなあらすじをご紹介したいと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
トゥラーン軍の将が次々と討たれる
ジムサが矢に撃たれたものの暗闇に逃げ、間もなくしてアルスラーン軍の襲撃にあったトゥラーン軍。
まともや同志討ちではないかとの声が兵から上がりましたが、今度は本当にアルスラーン軍に攻められてしまいます。
キシュワードとトゥラーン軍の将・ボイラが対峙しました。
ボイラは「今夜こそ、そのしゃらくさい双刀を叩き折ってくれるぞ!!」とタンカをきりましたが、逆にキシュワードに槍を折られてしまいました。
武器を失ったボイラは唖然とします。
キシュワードはすかさずボイラの首をはねました。
アルフリードがなりたいものとは
戦いの最中、クバード卿はいつもナルサスの横にいる野族の少女に目をやります。
アルフリードは次々とトゥラーン軍の兵を矢で射貫いていきます。
「たいしたもんだな」とクバードがアルフリードに声をかけます。
「当たり前だよ。あたしはゾット族の女だよ」とアルフリードが答えます。
「ゾット族!?そんなやつが何故アルスラーン殿下に仕えてる?まさかお前、メルレインという若い男を知っているか?」とクバードが尋ねると、
「メルレインは兄貴の名前だ。何故知っている?どこで会った?」とアルフリードが聞き返します。
「あいつ妹を探していたぞ。族長の座を空けてな」とクバードがさらに言うと、アルフリードは、
「族長!?いやだね!それよりもなりたいものがあるんだ」と答えます。

トクトミシュが戦場を離脱
トクトミシュがアルスラーン軍の兵に追いつめられそうになっています。
タルハーンがトクトミシュに「お逃げくだされ」と言って、トクトミシュの剣だけ引き抜き、トクトミシュの馬の尻を剣で叩き逃がしました。
タルハーンは派手に名を名乗り、アルスラーン軍の兵を相手にします。
そこへダリューンが現れました。
タルハーンとダリューンは死闘を繰り広げます。
両者とも落馬し、ダリューンが下になりタルハーンが覆いかぶさります。
ダリューンは剣でタルハーンが腕で抑えつけようとしているのを受け止めています。
大男のタルハーンの腕力に逆らうことは、生半可なことではありません。
しかしダリューンは剣でダリューンの腕を押しのけ、首を一突きしました。
剛腕で勇敢なトゥラーン軍の将・タルハーンの命もここで尽きました。
ダリューンはこの戦士に一礼して、敬意を払いました。
イルテリッシュもやっきになって、アルスラーンを探していました。
そこへ家臣が「お戻りください、親王(ジノン)。ボイラ将軍もタルハーン将軍も討ち死にいたしました。
国王も兵をまとめ、戦場を離脱中とのこと」と告げました。
イルテリッシュはようやく事態を把握し、ここで戦うことを諦めました。
トゥラーン軍が退却し、戦いが終わりました。
アルスラーンの元へ、ペシャワール城の牢獄を脱獄したジムサが辿りつきました。
ジムサは背中に刺さった矢のせいで苦しんでいるものの、まだ息があります。

【アルスラーン戦記】第87章のネタバレ!作戦勝ち!?個々の強さを見せつけよのまとめ
以上、アルスラーン戦記第87話のおおまかなあらすじを、ネタバレを交えてご紹介しました。
汚名を晴らそうとアルスラーンの元へと辿りついたジムサでしたが、そこまでは体力が持たなかったようです。
アルスラーンの性格だと、ジムサに罰を与えるようなことはしなそうです。
まだ味方ではないのですが、ジムサはむしろナルサスの策略にはまって、アルスラーン軍を勝利に導くよい働きをしてくれたと言えるでしょう。
アルフリードがなりたいものとは、ナルサスのお嫁さんでしょうか。
一応アルフリードとナルサスの年齢は11歳離れています。
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