アルスラーン戦記第84章は、トゥラーン軍がペシャワール城の城門に押しかけ開門を迫り、
トクトミシュ王がジムサにアルスラーン軍に再び奇襲をかけよと命じたところで終わっていました。
この記事では、2020年8月7日に発売された、別冊少年マガジンよりアルスラーン戦記第85章のおおまかなあらすじをご紹介したいと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
トゥラーン軍の夜襲
ダリューンはトゥラーン軍の夜襲に応じました。
ダリューンはナルサスに「トゥラーン軍の有力な武将を一人捕らえてきてほしい」と言われたものの、雑兵ばかりしか見つかりません。
ザラーヴァント卿が剣と吹き矢を同時に操り、手綱なしで馬を操る青年兵に出会います。
ザラーヴァント卿が対峙したのはジムサでした。

有能なトゥラーン軍の将・ジムサ
ザラーヴァント卿はジムサの吹き矢に手の甲を打たれました。
吹き矢には毒が塗ってあり、このままでは助からない、せめて本部に報告だけでもしなければと馬に乗ろうとしました。
ザラーヴァント卿は他の兵士にとどめをさされそうになりましたが、ダリューンがザラーヴァント卿に向かってきた兵を刺して阻止しました。
ザラーヴァント卿がイスファールに担がれ、やっとのことで本部に戻りました。
今度はクバール卿がイスファールを連れて、襲撃に出ます。
ダリューンはクバール卿にナルサスに言われたように、「有力なトゥラーン軍の兵士を一人捕らえてきてくれ」と頼みました。
クバール卿に一度吹き矢を補充に戻り、戦場に戻ってきたジムサが襲いかかります。
クバール卿と剣で打ち合いをしたジムサは落馬します。
しかしすぐにジムサはヒラリと走ったままの馬に飛び乗りました。
イスファーンがジムサの吹き矢に狙われます。
しかしザラーヴァント卿にジムサの矢は肌がむき出しになっているところを狙ってくると報告を受けていたイスファーンは、剣で吹き矢をよけました。
吹き矢をよけられたジムサはもう一度イスファールに向けて吹く弓矢を補充しようと、腰に下げている吹き矢入れに手を伸ばします。
しかし吹き矢を下げたベルトごとクバール卿に掴まれ、ジムサは派手に落馬してしまいました。

捕らえられたジムサ
ジムサは捕らえられペシャワール城の牢屋に入れられました。
アルスラーンやナルサスの前でパルス語がわからないふりをしていたジムサは、牢屋の前でパルスの兵が話している内容に聞き耳をたてます。
「ペシャワールから南西二十ファルサングまで十万の味方がきているそうだ。おっと捕虜の前で言うことではなかったな」と兵の一人が言います。
もう一人の兵が「大丈夫だ。こいつはパルス語が全くわからん」と答えます。
ジムサはパルス兵の目を盗み、関節をはずし手首に巻かれた縄をほどき、牢屋を脱走しました。

【アルスラーン戦記】第85章のネタバレ!パルスの将を狩れと勢いづくジムサの運命のまとめ
以上、アルスラーン戦記第85章のおおまかなあらすじをご紹介しました。
パルスの兵から重要な軍の戦略を聞いたジムサは、一刻も早くトゥラーン軍の本部へ報告しなければと脱獄しました。
ジムサは褒美は馬が潰れるほどくれてやるとトクトミシュ王に言われ、俄然張り切っている上に更なる武功を上げようと勢い勇んでいます。
アルスラーン軍はこのままジムサの報告を受けたトゥラーン軍から襲撃されてしまうのでしょうか。
\別マガを一冊無料で読む/
