ゴールデンカムイ256話の最期は殺人鬼・上エ地圭二(うえじけいじ)がビール工場の煙突のてっぺんに登ったところで終わっています。
この記事では2020年10月22日に発売された週刊ヤングジャンプより、ゴールデンカムイ247話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
殺人鬼・上エ地圭二の追憶
幼い頃厳格な両親によって育てられた上エ地。
上エ地が勉強をなかなかしたがらない為に、父親によって飼っていた老犬のジローを処分されていました。
上エ地はジローを探し庭中に穴を堀り、その中の一つに埋まり座り込んでいました。
上エ地を見つけた母親に「ジローは人にあげたと言ったでしょ」と言われましたが、
父親が殺したんだと思い込んだ上エ地は、自分の顔に「犬」という刺青を彫ってしまいます。
刺青をわざわざ父親に見せに行き、「顔の落書きを消しなさい。
近所に見られたらどうするんだ」と父親に布で顔をこすられました。
しかし必死でこすっても消えない文字を見て、父親はひどく落胆した顔をしました。
それ以来、上エ地は人が「がっかりした顔」を見て、嬉しくなり異常に高揚する性格となりました。

煙突に登った上エ地は
全裸になって「暗号はもう解けないよ~~~」と満面の笑顔になりました。
しかし金塊のありかを示す上エ地の刺青には、自分で上から彫り加えた刺青が全身に施されていました。
鶴見も杉本もアシリパも牛山も、近藤や海賊、白石もこれには一瞬凍り付きました。
上エ地は皆がさぞかし「がっかり」するだろうと期待していました。
しかし皆の反応が予想をはるかに薄いものでした。
鶴見、近藤、杉本は言います。
「24枚すべて集めなくても暗号は解ける。それでも我々が集め続けたのは、『最低何枚で暗号がとけるかわからない』のと
『一枚でも多く集めることが、他の勢力の暗号読解を妨害することにもなる』からだ。
みんなとっくに気が付いていた。上エ地圭二は気がついてなかったみてぇだがな」。
上エ地は杉本や近藤、鶴見らの反応を見てひどく落胆しました。
動揺した上エ地は、脚をすべらせ煙突から落ちてしまいます。
落ちていく途中でビール工場の窓ガラスに落胆した自分の顔が映りました。
そこには上エ地が幼い頃に父を落胆させた時のひどく「がっがりした顔」がありました。
上エ地は煙突下の段差に頭を打ちつけてなくなりました。

24枚目の刺青人皮の持ち主・門倉
煙が充満してきて杉本とアシリパがビール工場の建物の中から逃げようと、階段を探します。
すると同じように逃げ道を探していた門倉と杉本が出会いがしらに激突しました。
門倉が預かっていた刺青人皮を倒れた時にぶちまけてしまいます。
アシリパが「それ、お前が預かっていたのか?」と聞くと門倉は「一部だ!!」と答えます。
これにはアシリパと杉本は驚きましたが、もっと驚いたのは門倉が
「階段はたぶんこっちだ、ついてこい」と言って、杉本たちに背後を見せた瞬間でした。
消防の放水によりびしょびしょになった門倉のシャツが透けて刺青が見えていたのです。
門倉は集団脱獄が起こったあと、のっぺら坊に極秘で彫らせろと言われ彫ったものだと言います。
しかしで犬童典獄(いぬどうてんごく)がのっぺら坊の牢屋を移したために門倉の刺青は途中までになっているとのこと。
門倉は杉本とアシリパに告げました。
「こいつが24番目に彫られた最後の暗号だ」。

【ゴールデンカムイ】257話のネタバレ!23枚目の上エ地の人皮には興味がない!?のまとめ
以上、ゴールデンカムイ257話のおおまかなあらすじをネタバレを交えてご紹介しました。
いよいよ刺青人皮集めも佳境に近づいてきました。
近藤と杉本に門倉の刺青人皮が加わることで、鶴見中尉より優位に立つことができるのか見ものですね。
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