キングダム656話は蒙武将軍が満羽と打ち合って、落馬させられたところで終わっていました。
この記事では2020年10月15日に発売された、週刊ヤングジャンプよりキングダム657話のおおまかなあらすじを紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
蒙武将軍が背負うものとは

落馬した蒙武に満羽が言います。
「どうした蒙武、俺は※汗明(かんめい)より弱いぞ」。
※汗明とは楚国の大将軍。函谷関戦で激闘のすえ、蒙武将軍に敗れた。満羽と汗明は直接戦ったことはない。
蒙武の乗る馬・岳大(がくだい)が、地に伏した蒙武を鼻でつつき、「乗れ」と促します。
満羽の家臣が「満羽様!早く蒙武にとどめを!!」と叫びます。
他の家臣が「待て、先ほどから満羽様の様子がおかしい」とこれを制すと、その間に蒙武が岳大にまたがりました。
蒙武は満羽に向かって「汗明などどうでもいい。さっさと来い」と言い、再び満羽との激しい打ち合いを始めました。
満羽が「知っている。お前は追い込まれてから力を発揮する。背負うものが力を与えるのからだ。
俺もかつては※背負って戦っていた。今は楽なものだぞ、蒙武」と言います。
※満羽が背負っていたものとは、かつて汨国(べきこく)時代に国を守るために戦っていたことをさす。
満羽はさらに続けます。
「今の俺の楽しみは、お前の背負うものごと打ち砕くことだ」。
しかし蒙武は満羽をとうとう追い詰めようとしています。

呉鳳明に迫りくる千斗雲

魏軍総大将・呉鳳明の首をとりに先陣をきってやってきた千斗雲(せんとうん)。
しかしそこに龍范(りゅうはん)の黄金騎兵団・光華狼(こうかろう)が到着し、千斗雲の背後からは録嗚未軍(ろくおみぐん)が迫ってきています。


什虎軍・寿胡王(じゅうこぐん・じゅこおう)側では

寿胡王は満羽と蒙武の戦いに不穏なものを感じます。
寿胡王のもとに急報が入ります。
「寿胡王様、秦将・鰧軍(とうぐん)の勢いが止まりません!!このままではここ(本陣)も危ういかと」。
「什虎城まで退却してもよいかと!!」。
寿胡王は顔色を変えることなく、しばらく考えこみました。
しかし什虎城では恐ろしいことがおこっていました。
魏軍が什虎城に向かって井蘭車(せいらんしゃ)を何台もひきつれ、向かっていたのです。
函谷関戦では秦国の函谷関のはるかそびえたつ城壁に届かなかった魏軍の井蘭車ですが、什虎の城壁には届いてしまうかもしれません。

【キングダム】657話のネタバレ!什虎をおとせる?蒙武将軍が背負うものとは!?のまとめ
以上キングダム657話のあらすじをネタバレをまじえてご紹介しました。
呉鳳明がとった策とは秦軍が主功だとか魏軍が助功だとか言うよりも、最終目的は什虎城をおとすことです。
秦国と同盟して什虎城をおとせたら、そのまま什虎をもらうと言うよりは、呉鳳明は自ら什虎城をとりに行きたかったのでしょう。
考えようによっては、逆に秦軍が「助功」として利用されただけなのかもしれません。
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