キングダム648話は呂不韋(りょふい)が隠遁(いんとん)していた河南で、みずから命を絶ったところで終わっています。
この記事では、2020年8月6日に発売された週刊ヤングジャンプよりキングダム649話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
趙軍大防衛線を抜けずにいる秦軍

秦軍は邯鄲(かんたん)攻略どころか、邯鄲の前に立ちふさがる趙軍の大防衛線を突破できずにいました。
飛信隊は援軍をたのみたいところでした。
しかし、貂(てん)は他の拠点から援軍を持ってくるとその拠点の防衛が手薄になり危ないからできないと言います。
焦る信や田洋(でんよう)を
貂は「魏軍にはっている兵を手薄にして、趙軍の大防衛線を抜くために援軍をもってきてしまうと、秦は魏から侵攻され、鄴(ぎょう)を奪われかねない。
咸陽(かんよう)の本営からずっと指示が来ていないから、昌平君が「何か大きな手を考えているはずだ」と静止します。

王都邯鄲攻略のため、昌平君がとった策

一方咸陽の本営陣は昌平君の発言にどよめきがたちました。
昌平君は、
邯鄲攻略の鍵を握っているのは、真下に位置する「魏」だから一度魏への脅威を取り除き、魏に集まっている兵を趙国の前線に送る
すなわちこの魏にはっている兵を趙国の前線に向けるために、「魏と同盟を結ぶ」と言うのです。
嬴政が「我々が趙と同盟を結ぶと確かに趙を滅ぼしやすくなるが、趙を滅ぼした後に狙われるのは魏だ。そのような同盟を結ぶと思うか」
と昌平君に問います。
すると昌平君は「条件次第かと」と答えます。

魏国王都・大梁(たいりょう)では

魏国・景湣王(けいびんおう)が呉鳳明(ごほうめい)を前線より呼び寄せていました。
秦国が「三年間の同盟」を提案してきたので、呉鳳明に意見を聞こうと言うのです。
ただの同盟であれば、即「否(いな)」とし、使いの者の首をはねて送り返すところでした。
しかし秦国は「魏・楚・韓・秦の四ケ国、国境地帯最大の不落の要地である什虎(じゅうこ)を魏に与える」と言うのです。
呉鳳明が「しかし什虎は楚の城だ」と返すと、魏軍軍師・波璃(はり)は
「つまり秦国は三年同盟の対価として、秦軍と魏軍で共闘して什虎城を攻め落とし、そのまま什虎を魏へ渡すと言っています」と付言しました。
【キングダム】649話のあらすじとネタバレ!昌平君が邯鄲攻略にとった策とは!?のまとめ

以上キングダム649話のおおまかなあらすじとネタバレをご紹介しました。
魏軍は秦国の提案を受け入れ、三年同盟を受け入れるのでしょうか。
キングダムが王嬴政が中華統一の初めての王となるというシナリオに併せて考えると、魏は秦国の三年同盟を受け入れる流れになりそうです。
かつて函谷関の戦いで、死闘を繰り広げた秦軍との同盟を結ぼうと言われても呉鳳明の心中おだやかでないのは確かですね。
呉鳳明は什虎城をとった後に、秦軍を攻める奇策を思い付きそうです。
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