キングダム647話は呂不韋(りょふい)が隠遁(いんとん)している可南で不穏な動きがあると肆氏(しし)の話を受け、
嬴政が自ら可南へ出向いて話をつけてこようと言い、肆氏と昌文君を驚かせたところで終わっています。
この記事では2020年7月16日に発売された週刊ヤングジャンプよりキングダム648話のあらすじとをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
嬴政VS呂不韋再び
説得する間もなく嬴政は可南へ

肆氏と昌文君は嬴政を可南に行かせまいとあわてていました。
朝廷会議が終わった後に、嬴政を説得するつもりでいたのですが、広間はガランとしていて、会議の準備はされていませんでした。
王・嬴政は肆氏と昌文君にだけは告げず、他の家臣に「明日の会議は中止する」と伝えていました。

嬴政と呂不韋、3年ぶりの再開
呂不韋がわざとらしく、趙国の鄴(ぎょう)攻略への疲れが残っているのではないかと嬴政に労いの言葉を投げかけます。
「呂不韋、お前は変わっていないな。蘄年宮(きねんきゅう)で俺に負けを認めたままの目をしている。俺はこの目で確かめるために足を運んだ」と切り出しました。
嬴政はくだらぬばかし合いはしたくないから、この河南の不穏な動きを平定しろ、さもなくばお前の命をとることとなるということを、命じました。
呂不韋はこの可南を平定しろというのは、そんなに簡単なことではない、河南に人が集まる原因は王・嬴政自身に問題があるのだと言います。
※嫪毐(ろうあい)の反乱の時に、反乱の徒の依り代(よりしろ)となる自分のことを死刑にすればよかったのだと呂不韋は言います。
※嫪毐の反乱とは呂不韋が太后の夜の相手をさせる為に後宮に送り込んだ者を嫪毐といい、
この嫪毐が太后との間にもうけた子どもを王位につけ、自分は丞相につくことをもくろんで起こした反乱。嬴政にすぐに制圧された。
「大王、あなたは優しすぎるのです。その優しさは大王様の武器でもありますが、
先々唯一の弱点ともなりえますぞ。これが呂不韋の最初で最後の進言です」。
嬴政は呂不韋のこの「最後の」という言葉に少し違和感を覚えました。
「呂不韋は可南を責任をもって平定する」と約束しました。
最後に嬴政を抱き寄せ、「ではご武運を祈っております」と言って帰るように促しました。

呂不韋の自殺

呂不韋が河南を平定すると言ってから1か月しても、可南の不穏な勢力は拡大する一方でした。
咸陽から河南と財を全て取り上げる決定をくだし、この命を呂不韋に送りました。
呂不韋がこれを拒否すれば、軍を動かす流れとなります。
つまり秦国としては、趙国王都・邯鄲(かんたん)の攻略に向けて、
内乱などやっている場合ではない時に、内乱をすることになります。
呂不韋からの伝令は、秦王政の予想をはるかに超えるものでした。
それは「呂不韋が毒を飲んで、命を絶った」という事でした。
【キングダム】648話のネタバレを紹介!宿敵呂不韋に会いに行く嬴政は無事なのか!?のまとめ
以上キングダム648話のネタバレを含む、おおまかなあらすじをご紹介しました。
思わぬ方向で内乱を避けることができた秦王政。
この後は趙国王都・邯鄲の攻略に進むのでしょうか。
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