キングダム646話はカイネが李牧の後ろ姿に抱きついて泣いているところで終わりました。
この記事では、2020年7月9日発売の週刊ヤングジャンプより、キングダム647話の大まかなあらすじをご紹介したいと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
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李牧ら反乱軍の今後について

カイネは蠟(ろう)の明かりが最後になり、消えそうになるまで李牧の背中で泣いていました。
ハッと我に返り、立ち去ろうとすると李牧に「ありがとう」と言われます。
翌朝、李牧のもとへ、馬南慈(ばなんじ)、舜水樹(しゅんすいじゅ)、傅抵(ふてい)が訪れます。
李牧はすっかり気力を取り戻し、生気の消えた表情はなくなり、元の李牧の精悍な顔つきをしていました。
舜水樹がこれからの振る舞いをどうするか李牧に問います。
「我々は王命に背き、王都軍と戦ってまで嘉様を逃した反乱軍。我々にあるのは、三択。
一つは投降して、断罪される。二つ目はこのまま逃走を続ける。三つめは、邯鄲(かんたん)に攻め入り、新王と郭開を抹殺し、嘉様に王位についていただくか」。
李牧は「邯鄲を攻め落として、嘉様に王座についていただいたとして、それは強奪。そんなことをしても嘉様は真の趙王としては、迎えられませんよ」と言います。
傅抵が「じゃあ、どうするんですか。やっぱり逃走の一択ですか」と聞きます。
李牧は、「消去法としての逃走ではありません。秦軍に打ち勝ち、この趙を亡国の危機から救うには、
必ず我々の力が必要です。私が軍総司令部に戻るまでの間、この軍は※雌伏(しふく)するのです」と言います。
※雌伏:力を養いながら、活躍する時期をじっと待つ
「ではそれまでどこへ行きますか。我々の城は当然包囲されていますよ」と馬南慈が尋ねると、
李牧は「司馬尚(しばしょう)のいる『青歌』に向かいます。今の何倍もの力になって復帰できるように、ここから立て直していきますよ!」と答えます。
国内のごたごたで秦軍に侵略する隙を与えたかに見えた趙国は、思いのほか国防に対する邯鄲の動きが的確でした。
一見郭開(かくかい)の手腕のように見えましたが、その作戦は全部李牧が地下牢に投獄されている時に郭開に進言したものでした。

王都・咸陽では

肆氏(しし)が嬴政に話があると言ってきました。
可南(かなん)の城に隠遁(いんとん)している呂不韋(りょふい)のもとに、人が集まり、朝廷をおびやかす程の大勢力に膨れ上がっていると。
肆氏は呂不韋が勢力を持たないように、水面下で手を打ち続てきたが、
もはや限界である、根元を絶つしかない、つまり呂不韋の命を絶つしかないと主張してきました。
嬴政は、「話は分かった。だがまず俺が呂不韋と直接会ってこよう」と呂不韋の命を取ろうと焦る肆氏に対して、冷静でした。


【キングダム】646話のあらすじとネタバレ!国内の争いに揺れる二国のゆくへのまとめ
以上キングダム646話の大まかなあらすじとネタバレをご紹介しました。
邯鄲への侵略が膠着状態にある中で、秦国内にも争いの火種がおきました。
呂不韋に何度も王座を奪われそうになってきた嬴政。
自ら呂不韋に話をつけることが可能なのでしょうか。
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