キングダム645話は、英書記官が「次期王はを遷に継ぐものとする」と太子嘉や李牧の前で告げたところで終わりました。
この記事では、2020年7月2日に発売された週刊ヤングジャンプより、キングダム646話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
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王都・邯鄲で郭開は

末子・遷(せん)の一党は、徹底的に太子側の一族を皆殺しにしました。
もちろんこれを取り仕切っているのは、郭開です。
「嘉の首をとらねば、遷様の王座は安らかではない。邯鄲中の兵を使ってでも嘉と李牧の首を取ってこい」と側近たちに命じます。
郭開の刺客に先手を打たれ
「あんな遺言、郭開のつくりかえに決まっている!」、「李牧様、朝廷の裁判で郭開の不正を暴きましょう!」と嘉の側近たちは口を揃えて言います。
李牧が「そんな悠長はことを言っている場合ではない!」と口にした瞬間、無数の矢が嘉や側近たちを襲います。
「カイネ、太子を守りなさい。衛兵は全滅のようですが、傅抵(ふてい)の迎えはきています!」と、李牧が叫びます。

末子の王位継承は秦本陣にも伝わる
蒙恬(もうてん)は信に、「また荒れそうだから、前線をもう一度上げるかもしれない。あんまり本格的に設営しないほうがいいよ」と言います。
「史に照らしても歪んだ王位継承は、粛清の嵐が吹く。もし末子の一派が先手を打っているとしたら、粛清されるのは太子と李牧だ」。
王都・邯鄲からの脱出

李牧は邯鄲の外へと太子嘉を連れ出します。
李牧の知人が治める法紹(ほうしょう)という小城を目指します。
御車の中で、李牧は嘉に「とにかく生き延びるのです。嘉様が死ねばこの国の光も消えます。
どうか再起の日が来るまで、お気持ちを強く持ってください」と言います。
しかし嘉は放心状態で、李牧の言葉が耳に入りません。
カイネは前方に敵影を発見します。
李牧も御車から出て、馬に移り御車を守ります。
五倍はいるかと思われる敵の刃がカイネと李牧を襲います。
「なんでだ、趙人どうしで。しかも李牧様に刃を向けるなんて。こんなのおかしいだろ!」
カイネはそう叫んで、泣きながら敵を切りました。
李牧とカイネは太子を守り抜き、舜水樹と傅抵が抑えていた北門から邯鄲の外へ出ました。
馬南慈(ばなんじ)軍は数で圧倒する邯鄲軍に立ち向かい、嘉と李牧を北へ逃がす盾の役割をしました。
多くの犠牲を出し、嘉と李牧はようやく法紹へ着きました。
「一緒に李牧様も入城していただけないのですか」と言う嘉の側近に、
李牧は「ここから先は大丈夫です、私は馬南慈の所まで戻ります」と伝えます。
嘉は「俺を支えてくれていた大勢の賢臣たちも、地下で刻(とき)を待っていた国士達も皆殺された。
そして次の王は父をも上まる悪君、遷だ。この国はもう終わった。なんという愚かな大族か、許してくれ李牧」と言って泣き叫けびました。

李牧とカイネの師弟愛

夜カイネが李牧に「馬南慈と傅抵の無事が確認できました」と報告にいきます。
疲れ切ってもなお、李牧は軍師としての仕事をこなそうとしています。
李牧はカイネに「恐らく嘉太子の王位継承はもう無理でしょう。こんな時期にこの国はいったい何をやっているのでしょうね。
さすがにちょっと疲れましたね」と、とうとう泣き言を言います。
カイネから見る李牧の後ろ姿は、すっかり肩を落とし、かつての意気揚々と輝いている姿ではありませんでした。
李牧はカイネにもう「少しだけ、そこにいてくれませんか」と頼むと、
カイネは李牧の後ろ姿に泣きすがりました。
「李牧様の側にずっといます。何があってもずっと」。

【キングダム】646話のあらすじとネタバレ!李牧は太子を守抜けるのか!?のまとめ
以上キングダム646話のネタバレを含む、おおまかなあらすじをご紹介しました。
太子嘉を守りきった李牧とカイネでしたが、ここで諦めてしまうのでしょうか。
秦国へは邯鄲攻略への隙を与えてしまいました。
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