キングダム643話は趙王が郭開(かくかい)に「李牧の刑はまだか?」と尋ねている所で終わっています。
この記事では、2020年6月18日に発売された、週刊ヤングジャンプよりキングダム644話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
雷還(らいかん)広場にて執行される刑

郭開が李牧のいる牢に、「明日、王の裁断で雷還広場にて、李牧殿の刑が執行されます。何か最後に言うとはありますか?」と聞きます。
李牧は「混乱に乗じて秦軍は必ず攻めてきます。最終的には番吾(ばんご・城)で受け止める防衛戦術を」、
「カイネたちに決して愚かな真似はしないようにと」とだけ伝えました。
父・趙王へ李牧の処刑を中止するように働きかける太子
趙太子の嘉(か)が、趙王に「李僕だけは、殺めてはなりません。
この戦況下の中、秦軍の刃を止められるのは、李牧だけです」と懇願します。
趙王は「近こうよれ」とだけ言い、嘉を自分のもとへ呼び寄せました。
「大きゅうなったのう」と嘉を抱き寄せます。
しかし、次の瞬間趙王は嘉の右耳を食いちぎりました。
「王に向かって暴言を吐くからだ。失せねばもう一耳いくぞ」。
嘉が手当をするために、家臣に連れて行かれました。
この後、趙王は嫌な予感を感じたのか、郭開と英書記官を呼び寄せます。
邯鄲城内の片隅では

舜水樹(しゅんすいじゅ)を筆頭に李牧兵たちが、李牧の刑が執行されるまでになんとか救出する方法を模索していました。
「地下牢探しはもう間に合わない」、
「広場を三重囲いできるほどの兵が集まっているのに、市民に紛れて救いだせものか」と言う声が飛び交います。
舜水樹は「李牧様が公開処刑の場に現れたら、救出する。それしかない。李牧様が現れたら中から外へ合図を送れ。
俺の部隊が五十倍の敵目がけて、突撃し雷還広場を目指す。
その混乱に乗じて、市民の中に紛れた小隊が李牧様を救出しろ」と最終決定を下します。
カイネが「舜水樹、私をその小隊の中にいれてくれないか」と舜水樹に言うと、
舜水樹は「もとからそのつもりだ。李牧様をたのんだぞ」とだけ答えました。
李牧の刑の準備が整う
郭開に「各隊、明日の準備が整いました」と報告が入りました。
郭開が「大王様は」と聞くと、家臣の一人が「いつもの桃泉殿(とうせんでん)です」と答えます。

趙王の暗殺
桃泉殿にて趙王はいつもより多くの酒を飲んでいました。
嘉が李牧の刑をやめるようにと王である自分に向かってきたのが、気に入らず苛立ちが隠せません。
酒をつがせている子どもたちに「今日は少々の飲みすぎかと」と止められます。
「うるさい!さっさとつげ!」と更にゴクゴクと酒をあおりました。
趙王は咳き込みだしたので、「くそ、飲みすぎたわ、上がるぞ」と風呂から上がりました。
趙王は胸に激しい痛みを感じ、風呂場の床に倒れます。
子どもたちは、苦しんで「医師を呼べ」と言う趙王に驚いてはいるものの、もはや趙王の命令を聞く者はいません。
この日、悼譲王は亡くなりました。

【キングダム】644話のあらすじとネタバレ!ついに李牧の刑が執行される!?のまとめ
以上キングダム644話のネタバレを含む、おおまかなあらすじをご紹介しました。
李牧の刑執行間際に、暗殺された趙王。
これによりまた趙国内が大きく変わることが予想されます。
秦軍はこの混乱をついて邯鄲を陥落させなければいけません。
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