キングダム641話は、信が王・嬴政から姓を授かるところで終わっていました。
この記事では、2020年6月4日発売された週刊ヤングジャンプよりキングダム642話のおおまかなあらすじをご紹介していきます。
ネタばあれを含みますので、ご注意ください。
Contents
秦国の人々の移住

秦国は、列尾・撩陽・鄴の三角地帯に出来た領土を盤石なものとするため、「年貢を1年間免除する」などの好条件で、秦国の人間を移住させました。
そこには自ら志願して移住するもの、村ごと強制的に移動させられる者など理由は様々でした。
この大移住計画は、軍隊も人々を守る為について行き、行列はいつまでも途切れることがなく続きました。

王都・咸陽では

蒙毅(もうき)と貂(てん)が王宮で待ち合わせしていました。
蒙毅は軍師学校の師匠と事後の戦局解読で、もう咸陽に来るのは3回目だと言います。
蒙恬(もうてん)と蒙毅の親代わりだった胡漸(こぜん)が、朱海平原(しゅかいへいげん)の戦いで、龐 煖(ほうけん)に討たれたことを、貂は蒙毅に聞いてみます。
蒙毅は貂に、兄(蒙恬)が自らの手で龐 煖を討ち取りたかったが、自分には難しかった、信が龐 煖を討ち取ってくれたことを感謝しているようだと言います。
蒙毅と貂は、「楽華隊(がくかたい)にも、飛信隊(ひしんたい)にも、多くの犠牲がでた、
大切な仲間を失ったんだ、だからこそ前を向いていかないと」と考えるところは同じようです。
「さあ、可了貂、列尾の向こうがどうなっているか教えてあげるよ」と蒙毅は意気揚々と言います。
新領土が生まれたと言うことは、新しい国境の前線が生まれたということ。
元々趙の土地なのだから、趙の方が土地勘があるだけ、俄然有利となります。
「今は、王翦軍がしっかり考え、前線の趙軍の逆襲を抑えているところだ。
戦況は悪くない。何故なら李牧が邯鄲の地下牢に閉じ込められているからだ」。
と蒙毅は続けます。
「この状況をどう思う?可了貂」。
貂は、「急な大移住が不安だって言っておきながら、軍師としての考えを言えば、趙国がガタついている今こそ攻め時だ」と答えます。

いよいよ論功行賞へ

信は咸陽宮で、嬴政の家臣から「お着替えをどうぞ」と声掛けされます。
信は、「着替え?着替えねーよ。いいんだこのままで」と言い、家臣はびっくりしすぎて、ワナワナとふるえます。
そこへ嬴政が現れ、「信、いよいよだな」と肩をたたきます。
嬴政は、王らしく豪華な衣装を身にまとっています。
信は一言、「お前の服は、スゲーな」。
王翦・桓騎・陽端和の三大将軍がそろって前線を離れるわけにはいかず、王翦のみが帰還し、特別大功を授かりました。
桓騎と陽端和の大功も、代理の者が受け取ります。
「玉鳳隊(ぎょくほうたい)・王賁(おうほん)、楽華隊・蒙恬、飛信隊・李信、前へ」という声がかかります。
王賁と蒙恬は高価できらびやかな衣装をまとっていますが、信はいつも汚い着物のままです。
「楽華隊・蒙恬は五千将ながら、左翼2万の将となり、趙将・紀翠(きすい)率いる、
3万の敵と15日間に渡る戦いを繰り広げ、封じ込めた。朱海平原の勝利の影の立役者である。よって第一等の特別功とする。
玉鳳隊・王賁、右翼・亜光(あこう)将軍が倒れてからこれを牽引し、
趙将で最強と評される尭雲(ぎょううん)を自ら討ち取った。よって、これも第一等の特別功とする。
飛信隊・李信、右翼にある玉鳳(ぎょくほう)と両輪の活躍をした。趙将・岳嬰(がくえい)を討ち、
尭雲と同格の将・趙莪龍(ちょうがりゅう)をも仕留め、あの仇敵趙国三大(きゅうてきちょうこくさんだいてん)・龐 煖を自らの手で成敗した。
よって、この三人を将軍とする」。
飛信隊の仲間は、咸陽宮深部の許されるギリギリのところで、待機し、この論功をかたずを呑んで聞いていました。
論功が読み上げられると、貂が仲間に合図しました。
貂や飛信隊の皆で号泣します。
「やった、やったな、信!」、「李信将軍の誕生だ!」。

【キングダム】642話のネタバレとあらすじを紹介!ついに論功行賞の時が来た!のまとめ
以上、キングダム642話のネタバレありの、あらすじをご紹介しました。
若くして将軍にのし上がった、信・蒙恬・王賁。
これから、趙国王都・邯鄲をどのよう攻めて行くのかが楽しみです。
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