キングダム642話は、信が論功行賞で将軍の地位を言い渡されたところで終わりました。
この記事では、2020年6月11日発売の週刊ヤングマガジンから、キングダム643話のあらすじについてご紹介て行きます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
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将軍になった信の屋敷では

信の屋敷では、三日三晩宴が続きました。
羌瘣(きょうかい)の受け持つ五千人将を含めると、飛信隊は総勢1万5千人となりました。
こうなると、隊というよりはもはや「軍」。
信軍は新しい体制に慣れるために、実戦へ赴くためにも、激しい練兵を繰り返しました。
一月後、軍総司令・昌平君の号令のもと信軍は、再び趙の東端である鄴(ぎょう)へ向かいます。
鄴へ向かう途中に、信は同じ様に大群を率いている蒙恬(もうてん)を見かけます。
蒙恬は父である蒙武将軍(もうぶしょうぐん)の軍から移ってきたという副長の愛閃(あいせん)を連れています。
「玉鳳軍も同じ様に、一日遅れで鄴へ向かうことになってる。俺たちだけでどこかと戦争ができてしまうな」。
と蒙恬が言うと、信はいつものように調子に乗って、「まー、俺たち、将軍だからな!」と返します。
「いよいよ王都・邯鄲(かんたんの)攻略、つまり趙国を滅ぼす戦いをしようとしているんだ。
鄴攻略以上に大変だよ。趙国は王都圏の半分を明け渡して去って行った。
つまり、趙軍は健在のまま王都・邯鄲を分厚く守っているんだ。邯鄲には武安(ぶあん)と番吾(ばんご)という強力な城もある。
秦軍はの鄴という巨大前線都市をうまく使って、邯鄲を陥落させないといけない」。
「そして今こそ絶好の時だ」。
軍師学校を首席で卒業した蒙恬は、貂(てん)や蒙毅(もうき)と同じ考えでした。
「李牧が死罪になるって噂もあるな」と信が言うと、
蒙恬は「なってくれると助かるよ、李牧が死ねばこっちの何万かの兵の命が救われるんだ」と答えます。
「オレは死罪になんてなってほしくねぇ。王騎将軍を倒した李牧をこの手で討ちてぇんだ。李牧を討って、天下の大将軍になる」
と信のいつものバカの一つ覚えの能書きをたれます。
「俺だって李牧のことは敬服している。李牧は誰よりも国のために戦ってる。このまま死罪になったら、
あまりにもかわいそうな人だ。だからって俺たちがどうこう言うことじゃないだろ」。
と蒙恬が信を諭します。

趙国王都・邯鄲では

舜水樹(しゅんすいじゅ)を筆頭とした、李牧の腹心の部下たちは、李牧の救出を試みます。
カイネも李牧が投獄されている地下牢へ、救出しに行きます。
カイネは李牧のいる牢付近で待ち受けている兵に、弓矢の攻撃にあいます。
趙の悼譲王(じょうとうおう)が、郭開(かくかい)に「まだ李牧を処刑しないのか?」とたずねると、
郭開は「まだもう少し先です。李牧兵を削ってからです。全てはこの郭開におまかせください」と答えます。
郭開は李牧兵の反乱に備えて、時間をかけて準備していました。


【キングダム】643話のネタバレやあらすじについて紹介!趙国の内乱の隙をつけるのか!?のまとめ
以上、キングダム第643話のおおまかなあらすじとネタバレをご紹介しました。
この回では、舜水樹やカイネの李牧救出は失敗に終わっています。
秦国は趙の内乱に乗じて、邯鄲陥落を狙いに行きます。
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