キングダム639話は、李牧が趙国の王の命によって牢獄されたところで終わっていました。
この記事では、2020年4月23日に発売された週刊ヤングジャンプより、キングダム640話のおおまかなあらすじをご紹介して行きます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
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鄴(ぎょう)陥落の報は中華全土へ

列尾にいる舜水樹(しゅんすいじゅ)にも、鄴陥落の急報が入りました。
加えて、魏方面より北上してきた秦軍4万が黄河を渡り終え、列尾に向かっているとのこと。
列尾に待機している趙軍は3万(列尾軍)。
向かっているのは秦国代将軍4万。
この趙国3万の軍は、騰軍(とうぐん)と、王翦軍(おうせんぐん)に挟み撃ちにあうことになります。
このことは李牧もわかっていて、北部の軍を南下させているはずだという。
扈輒(こちょう)将軍と舜水樹は、このことを見越して列尾軍を展開させて騰軍を討ちに行くつもりでいました。
そこへ、更に使いの者が急報を告げにきました。
「李牧が大王の手によって捕らえられ、邯鄲(かんたん)にて投獄された模様。北部軍も一切動かされていない。しかも、李牧は斬首の刑になる予定である」
この急報を聞いた、舜水樹は激怒しました。
「我らの王は、どこまで愚かなのか!」。
扈輒将軍は、列尾から軍を引き上げ、全軍を邯鄲へ戻すと命じます。
家臣が列尾軍を引き上げると、撩陽(りょうよう)を包囲している軍が危険にさらされると言うと、
扈輒将軍は、どのみち王都圏の南側は秦に奪われるのだから、軍の力をそのままに保ち北半分の王都圏に全ての兵を密集させるのだと説明しました。
舜水樹もこの策に同意しました。
扈輒将軍は言います。
「李牧殿を救う。あの方を失えば、趙は終わる。王を殺してでも、李牧殿を救うのだ」。

生きていた亜光(あこう)将軍
羌瘣(きょうかい)を心配して様子を見に来ていた信は、羌瘣の足元で戦の悪夢を見ていました。
そこへ渕(えん)が入ってきて、信と羌瘣は、尭雲(ぎょううん)と馬南慈(ばなんじ)にやられていたと思っていた亜光将軍が昏睡状態から回復したと聞きます。
しかも、亜光将軍が鄴から回復した兵を集め、列尾へ向かっている言うのです。

騰将軍が列尾城を落とす

この亜光将軍の率いる軍が列尾に向かっているという報告は、騰軍の先方隊が衝突した時に伝わりました。
扈輒将軍の号令のもと、列尾軍が邯鄲へ引き返したことにより、騰将軍は闘わずして列尾城を手にいれました。
列尾・鄴・撩陽がトライアングルの形で、秦軍が包囲する形となりました。
趙軍が住民を捨てて、北上した為、残された趙の住民は難民となりました。
秦軍は王翦将軍の命のもと、趙国の住民を傷つけることはありませんでした。
本営から兵が補充されるため、鄴攻略部隊は一部帰還を許されることになりました。
信も遅れて、帰還することになりました。
鄴を出た信は、同じ様に撩陽を出た壁(へき)と再開することになります。
朱海平原と撩陽方向へと壁と別れてから、69日ぶりの再開となりました。

キングダム640話のネタバレを紹介!趙軍がとった捨て身の策とは?のまとめ
以上、キングダム640話のおおまかなあらすじをご紹介しました。
李牧はこの回では捕らえられたままで、まだ動きがありませんでした。
信にとっては敵と言えども、李僕が投獄されていることは、穏やかな気持ちではいられません。
次回641話を楽しみにしたいと思います。
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