この記事では、2020年6月5日発売の、月間少年マガジン7月号より、ノラガミ88‐2話のネタバレをご紹介したいと思います。
前回は、術師が雪音の生前のことを知らせ、雪音が雪音の姉「由佳」の住んでいた家に来るのではないかと、
夜トと兆麻が雪音の姉の住んでいる街にやってきたところで終わっています。
夜トと兆麻、雪音と術師はこの街で直接対決することになってしまいます。
Contents
術師のもくろみどおりに
雪音と術師は線路沿いのアパートの二階にいました。
雪音が朝目覚めると、術師は朝食をとるように促します。
雪音は自分の死の真相に近づくにつれ、絶望し、妖の犬たちに自分を食い殺せと念じていたようでした。
異変に気付いた術師は、雪音に「しつけはしてあるけど、こいつらにとってお前はごちそうだから、気をつけろよ」と言います。
雪音はもうどうにでもなれと思って、そう念じました。
かつて雪音の数少ない友人の一人であった鈴巴(すずは)が、自分の世話していた桜の木の下で、妖の犬たちに食い殺された時のように、
雪音はあの時の鈴巴の気持ちがよくわかる、もう消えてしまいたいと思ったと術師に言います。
「生きていたころのお前はそんなことは言わなかった」と術師が言うと、雪音はこの挑発にのってしまいます。
「生きていたころのお前は、姉が生まれかわりたい、天国で幸せになりたい、と弱音を吐いていたら、
どうしていっぺん死ななきゃならないの?逃げるなら未来に逃げようよ、と諭していたよ。
でもお前の父親はそれすらもお前から奪った(殺した)」と術師が続けました。
雪音は「それじゃあ、やっぱりオレは...」
術師は、雪音は家を出て行った姉に手紙を出していたことが父親にばれてしまい、
殴られてぐったりしている雪音を病院にも連れていかず、山中に遺棄したとついに告げます。
術師はわざと雪音にスマホを渡した?
術師は「目星がついたから」と雪音が今も遺棄されている山中に行くと雪音に告げ、わざとスマホを置いていきます。
スマホを持っていなかった雪音は、自分の事件のことをスマホで検索します。
「もしかして、オレは見つけられてさえいない?事件にすらなっていないのか」という最悪の事態が雪音の頭によぎります。
するとスマホの検索結果で「児童虐待、過去最高16万件」と出てきました。
「他にもたくさんいる。オレみたいなやつらが。そうか、オレは今も父さんに殺されているのか」。

雪音も術師のいる山中へ
雪音も自分が遺棄されていた山中にやってきました。
雪音は髪を黒く染めたようで、雰囲気が変わっていました。
術師が冷蔵庫の中は「空だった。警察が見つけたのか、それとも誰かが移動させたんだろう」と言います。
冷蔵庫の周りに伸びてきた、夜トがはった術でツルのようなものが伸びてくると、雪音が断ち切ります。
雪音は髪を黒く染めたのではなく、人間のような姿をしているが「莠器(ゆうき)」という神器の状態に自然となっていました。
雪音が「オレの父さんて、どこかなぁ。会いたいなぁ」と言い出します。
術師はしめたもんだと、雪音が姉に宛てた手紙の住所の家に行ってみようと促します。
ついに夜トと兆麻、雪音と術師の直接対決へ
見張りをしていた兆麻は、夜トを「術師が雪音に似た男の子をつれてやってきた」と起します。
親父が(術師)が新しい神器を手にいれたのか?野良さえいなければ、問題ないと夜トは暦器(れっき)を呼び出し、術師を矢で狙います。
雪音はすばやく暦器の矢を手で払いのけます。
すると兆麻の顔に鋭い爪で傷がつきました。
「夜ト、オレだよ。莠(はぐさ)だよ」。
雪音はかつて夜トが授けた「雪音」と言う名前をもはや名のりませんでした。
雪音が夜トにするどい爪で、切りかかります。
【ノラガミ】88‐2話のネタバレ!夜トと雪音が直接対決することにのまとめ
以上、2020年6月5日発売の、月間少年マガジン7月号より、ノラガミ88‐2話のネタバレをご紹介しました。
雪音はまんまと術師の思惑にはまり、身も心も操られる形となってしまいました。
雪音はかつての主だった夜トを傷つけ、このまま改心せずに自分か夜トが死ぬまで闘うつもりでしょうか。
何話か振り返って読んでみても、雪音は夜トを恨んでいるかもしれませんが、夜トは雪音を恨んではいません。
むしろ雪音を傷つけたくなくて、兆麻を神器として選んだのですから。
夜トが雪音を攻撃するとは考えにくいです。
次回月間少年マガジン8月号(7月6日発売)を楽しみにしたいと思います!