この記事では、数あるマンガ・アニメの中でも特におすすめのバトルマンガ・アニメ作品を、マンガ・アニメ鑑賞歴40年の私がご紹介したいと思います。
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第5位・【鬼滅の刃】(きめつのやいば)
2020年4月現在、大人気すぎて、本屋に行っても単行本が売り切れていることがあります。
言わずと知れた週刊少年ジャンプ連載のバトルファンタジーです。
2019年4月にアニメが放送されるようになって、小学生のお子さんたち、お子さんたちの親御さん、おじいちゃんおばあちゃんにまでにも大人気となりました。
アニメの配給は「アニプレックス」。
圧倒的な映像の美しさとスピード感が特徴となっています。
あらすじ
大正時代、主人公の炭治郎は体の弱かった亡き父の後を継ぎ、炭焼きの仕事をして母や幼い兄弟との生活を支えていました。
炭治郎が仕事で家に帰るのが翌日になってしまった日、家族が『鬼』によって惨殺されていました。
かろうじて生き残っていた妹の禰󠄀豆子(ゆずこ)も鬼と化してしまいます。
富岡という剣士の助けにより、禰󠄀豆子に人を襲わないですむように術をかけてもらいます。
炭治郎は禰󠄀豆子を元の人間の姿に戻すために、鬼退治をすると決心し、2年かけて剣術の修行を行います。
努力の甲斐あって、炭治郎は最終選抜である試験に通過し、『鬼殺隊』に入隊します。
鬼と闘うことを考えれば、炭治郎は禰󠄀豆子を富岡にあずけることもできました。
炭治郎は富岡に用意してもらった特性の籠に禰󠄀豆子を入れて背負い、鬼退治の旅に出ます。
鬼になった者にも、悲しい過去がありました。
炭治郎は倒した後にも鬼の持つ悲しい生い立ちを思いやり、最後に優しさを見せます。
人間とは(鬼)とは何か。生きることとは?
そんなことを考えさせられる、兄弟の絆を描いた物語となっています。
第4位・【ノラガミ】
2011年から月刊少年マガジンで連載されている大人気のバトルファンタジー作品になります。
アニメも2014年に第1期、2015年に第2期が放送され、2016年は舞台化もされました。
アニメーション制作は『ボンズ』。
背景や神が神器(しんき)を招集するシーンなどが非常に美しく描かれています。
あらすじ
社(やしろ)を持たない貧乏な神・夜トは5円のお賽銭で人間の願いを叶えたり、便利屋をやったりしている神でした。
夜トの不注意で、人間の「ひより」を交通事故にあわせてしまったことから、ひよりが半分妖(あやかし)に近い体質になってしまいました。
そこからひよりや夜トを取り巻く神や神器(神に召し上げられた武器・元は亡くなってさまよっていた人間)たちの物語が始まります。
始めは武神・毘沙門天との闘いだったが、やがて天との闘い、夜トの父親の術師との闘いへと変化して行きます。

第3位・【地獄楽】
2018年1月より、ウェブコミック電子サイト「ジャンプ+」で毎週1話ずつ更新されている比較的若いマンガです。
アニメ化はまだされていません。
ジャンプ+では『SPY&FAMILY』に続くくらい大人気のマンガです。
グロテスクな部分もかなり含まれたダークバトルストーリーとなっています。
あらすじ
江戸時代の末期に抜け忍びとして死罪人となった画尾丸(がびまる)は、他9名の死罪人と監視役の山田浅エ門の剣士たちと共に、幕府の命により「不老不死」の仙薬を探しに行きます。
死罪人10人と言えども、無罪放免となるのは仙薬を手に入れた1人のみ。
未知の生き物や何千年も修行を積んできた圧倒的な強さの天仙(てんせん)たち立ち向かう為に、死罪人同士で一時的に共闘することにします。
心の無いという意味の「がらんどう」と呼ばれた画尾丸も、旅をして行く中で「人間らしい優しさ」を時折見せます。
又、他の死罪人や浅エ門の剣士たちにも悲しい過去があり、それぞれの思いを抱えながら無敵とも思える天仙たちとの闘いに挑みます。
一人、また一人と仲間が亡くなって行く様は涙無しには読めません。

第2位・【ワールドトリガー】
ワールドトリガーは2013年から11月から週刊少年ジャンプで連載されていましたが、作者の体調不良などにより2019年1月号より月間少年ジャンプスクエアに移籍しています。
2014年10月にアニメ化され2016年の4月まで放送されていました。
2020年1月から第2シーズンが放送されています。
アニメーション制作は「東映アニメーション」。
いかにも男性が好きそうな異世界バトルアクションストーリーとなっています。
あらすじ
三雲修の住む平穏な街「三門市」に突如異世界からの門(ゲート)があき、近界民(ネイバー)と呼ばれる侵略者が街を襲うようになりました。
ネイバーの出現は4年前にボーダーという民間組織が表れて制圧され、出現してもいいような区域に分けられ制限されていました。
ネイバーの目的は近隣諸国との戦争のため、人間の持つ「トリオン」を集めること。
修のクラスにやってきた自分をネイバーだと名乗る遊真や巨大なトリオンの持ち主・千佳を狙って頻繁に修の中学校にネイバーが出現するようになります。
修自身もボーダーの訓練生であった為に、クラスメイトや学校を守ろうと奮闘します。
修はまだ弱かった為に、遊真が修のトリガーを使ってネイバーを退治します。
兄がネイバーの世界にいるのではないかと思っている千佳は自ら志願し、遊真はボーダーS級隊員の迅悠一の誘いでボーダーに入隊します。
遊真の活躍のおこぼれでB級隊員(正隊員)になった修と遊真、千佳とがチームを組んでA級隊員の中でも選抜された者しかなれない遠征部隊を目指します。

第1位・【キングダム】
2006年9月から週刊ヤングジャンプで連載が始まりました。
こちらも発売日に本屋に行っても、売り切れている時があります。
歴史上、誰もが中華初の始皇帝に秦の王がなるとわかっているのに、何故かはらはらドキドキしてしまうストーリーとなっています。
又、第17回「手塚治漫画大賞作品」でもあります。
2011年11月からアニメ化され、2020年4月より第3シリーズがNHKで放送されています。
アニメーション制作は「ピエロ」です。
初めはいかにもCGだよね!?と言うようなチープな作りでしたが、徐々に人気が出て資金が潤ってきたのか、迫力ある映像となってきました。
2019年に主人公「信」に山崎賢人、嬴政(えいせい)に吉沢亮、王騎・大沢たかお、可了貂(かりょうてん)・橋本環奈などの豪華キャストで映画化もされています。

あらすじ
時は中国春秋戦国時代の末期。
天下の大将軍を夢見る下僕の「信」と「漂」は平民の家の納屋で野良仕事をしながら、寝泊まりしていました。
秦王・嬴政は家臣の昌文君の策で信の幼馴染である「漂」を嬴政のもしもの時の身代わりとして宮廷に召し上げます。
「漂」は嬴政が城を追われたタイミングで、嬴政の腹違いの弟・成蟜(せいきょう)の刺客により殺されてしまいます。
信は悲しみを胸に若き秦王・嬴政の指揮の下で「天下の大将軍となる」ことを目指します。


本当におすすめのバトルマンガ・アニメ5選!熱い男の闘いを見逃すな!のまとめ
以上、本当におすすめのバトルマンガ・アニメをご紹介しました。
どれを読んでも、視聴しても損はないと思います。
ハラハラしたり時には泣いたり笑ったりしながら、自分時間を有意義に過ごしたですね!