こんにちは!なぎさです!
今回は2020年4月6日に発売された、月間少年マガジンからノラガミの87‐2話・闇へ至る途(みち)のネタバレをご紹介したいと思います。
前話の終わりは雪音が術師と一緒に雪音の実家を訪れ、雪音が近所の人に何か覚えていることはないか話を聞きに行ったところで終わりました。
果たして雪音が真名(まな)を思い出すことはあるのでしょうか。

Contents
術師が天を恨む理由
物語は野良とひよりが夜トとを探しに行った先の山の中になります。
野良がひよりに夜トと術師と過ごしていた頃の話をします。
幼い野トが父である術師に、「父様(ととさま)、いつまで人を間引けばいいの?父様がやればいいじゃない」と不平を漏らします。
術師は「やったさ、神殺しをな。でも人を殺さないと意味がないとわかった。だからこそお前がうまれたんだろう」
となだめられます。
「でも人がほんとうにいなくなったら、旨い物も食えなくなるし。お社だってもらえない」と夜トが反論すると、
術師は「あんなもん、どこがいいんだ」と言いながら、村で夜トや野良に襲われ生き残った村の人が小さなお社(おやしろ)を必死で拝んでいるのを指さします。
そうこうしているうちに、その社に祀られていた神が夜トを襲います。
「よくも、村を襲ったな。よくも、よくも!」
それを見て術師は螭器(ちき)を呼び出し、夜トを襲った神を葬りました。
ひよりが野良に夜トの父様がそれほどまでに天や神を恨んでいるのは何故なのか聞きます。
野良は「よくわからないけど、天に誰かを殺されたって聞いたわ」と答えます。
ひよりは「天に?災害にあったってこと?」とさらに問いただします。
野良は答えます。
「あんたは雪音が土砂崩れにあって死んだなら許せるの?タケミカヅチの雷ならいいの?
あんたはもう山や海や天にひとの顔を見たでしょう?こっち(彼岸)では災いもひとの顔をしているの。
だから父様は許せないのよ」。
雪音のご近所調査
雪音は近所の理容室前でタバコを吸っているおばちゃんを見つけます。
おばちゃんは「あのアパートを貸していた大家を知っている」と言います。
おばちゃんの話では、大家は体を壊して入院先の病院で亡くなったばかりだそうです。
おばちゃんは理容室の中で髪を切ってもらっている新聞屋のおじさんに、アパートに住んでいた住人を知らないか聞きに入ります。
理容室の店長も「田嶋君と言って、よく遊んでもらっていた子がいる」と言い出しました。
新聞屋と店長の話では、田嶋君はお姉さんと中のいい二人兄弟で、暗くなるまでよくあそんでいた、学年の割には背が小さかったとういう。
よくアザを作っていて飲んだくれのお父さんに暴力を振られていたようだったと。
そのうち田嶋君は行方不明になってしまって、帰ってこなくなった。
父親はわざとらしく「息子がいなくなったと」必死にビラを配って廻っていたと言います。
でも店長の勘によると、「あれは父親のしわざなんじゃないか」と言うことです。
勝手な思い込みで自分が家族と仲良く暮らしていたと想像していた雪音は、いたたまれなくなって、走ってアパートに戻ります。
アパートに戻りましたが、怖くて扉を開けられません。
昨晩術師とアパートに着いた時もそうだったのですが、扉をあけようとすると怖いものが待っているような気がして開けられないのです。
扉を開けて待っているものは、恐ろしい父親の姿でした。
雪音がドアを開けずにいると、術師が「莠、何か思い出したのか?」と玄関の扉をあけます。
雪音は「もういい!もう思い出したくない!」と2階から飛び降ります。
雪音の後を数匹の妖(あやかし)が着いて行きました。

術師のもくろみどおり
術師は雪音の様子を見てつぶやきます。
「莠、真実から逃げだしたか。はじめからなかったんだ。帰りたい場所も待っている家族も。
オレがその場所を与えてやる。お前が帰る所はオレの所だけだ」。
【ノラガミ】87‐2話のネタバレ!雪音が真名を知ることはあるのか?のまとめ
今回はノラガミの87‐2話・闇へ至る途(みち)のネタバレをご紹介しました。
雪音は「真名」を知るところまでは行かなかったものの、かなり近いところまで踏み入れてしまいました。
雪音は術師の思い通りこのまま墜ちて術師と手を組んでいくのか、死の真相をわざと知らせなかった野トの思いに気付き、
夜トの元へ帰ろうと思うのかが鍵となってくると思います。
物語は88話へと続きます。

