こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)
第43回 日本アカデミー賞には、 劇場版キングダムが最優秀賞4部門受賞しました。
今回は、劇場版キングダムを映画館で見逃した方に向けて、劇場版キングダムのネタバレと劇場版キングダムを無料で見る方法をご紹介していきます。
Contents
劇場版キングダムとはどういった内容なのか?
原泰久の漫画キングダムを元に、紀元前245年の中国春秋戦国時代を舞台にした物語となります。
戦争孤児であった信(しん)が後の始皇帝・嬴政(えいせい)に仕え、信は天下の大将軍、嬴政は中華統一の初めての王となることを目指します。
劇場版キングダムは、漫画で言うと1巻から5巻にあたり、500年に渡る中国春秋戦国時代の終わりころの物語です。
物語は戦争孤児となった信と漂(ひょう)の少年時代から始まります。
信と漂の奴隷生活
戦争孤児となった信と漂は平民の家の納屋に寝泊りし、昼間は畑仕事やまき割りなどの野良仕事をして生活しています。
2人の夢は「天下の大将軍となる」ということでした。
野良仕事の合間をぬって、信と漂は剣の練習をし、二人で闘いの練習をします。
そんな二人の様子を森でじっと見ていた武将がいました。
その男は、秦国の王・嬴政(えいせい)に仕える昌文君(しょうぶんくん)でした。
漂と信が薪を大量に背負って、漂と信の面倒を見ている平民・里典(りてん・六平直政)の家に帰ってくると、昌文君がやってきていました。
信と漂は「二人の剣の腕を見込んで、宮廷に召し上げるためにやってきた」と思いましたが、
昌文君が連れて行きたいのは、王・嬴政に顔や姿かたちがそっくりな漂だけでした。
「オレに遠慮せずに行ってこい」という信は、漂がいなくなっても野良仕事を2倍、3倍にこなし、剣の練習にもいっそう力を入れました。
漂がいなくなってだいぶたったころ、真夜中に信の寝ている納屋に漂が腹を切られ、瀕死の状態でやってきます。
漂は信に王・嬴政の居所を記した地図を渡し、信に願いを託します。
「信、オレとお前は力も心も等しい。一心同体だ。
お前が羽ばたけば、オレもそこにいる。オレを天下に連れて行ってくれ。」。
そう言い残して亡くなりました。
信は悲しみも束の間、国を追われた王・嬴政のいる場所を目指します。
嬴政を探す道中で漂の剣を奪われそうに!?
信は広い野原で、山賊十数人に囲まれます。
山賊にとって、信が背中にしょっている漂の剣は宮廷に仕える者しか手に入れられない高価で貴重な物。
山賊はこの漂の剣を狙っています。
漂としか闘ったことのない信でしたが、あっという間に山賊を倒します。
王・嬴政の待つ掘立小屋にて
信は山賊をたおして、しばらく走るとほどなくして、掘立小屋を見つけます。
入口とも言えぬ分厚い布の重なった部分を信が開けると、そこには国を追われた王・嬴政がいました。
「お前が信か?」。
嬴政がそう言った時に、掘立小屋を切り裂く者がいました。
それは朱凶(しゅきょう・深水元基)というクーデターを起こした嬴政の腹違いの弟・成蟜(せいきょう・本郷奏多)が仕向けた刺客でした。
信は朱凶と闘い、とどめを刺そうとしますが、朱凶は
「里に子供が4人いる。戦争孤児となったら、奴隷になるだけだ。奴隷になったら一生奴隷だ。頼む、見逃してくれ。」
と命乞いをします。
奴隷の辛さを知る信は朱凶にとどめを刺すのを一瞬躊躇しますが、嬴政がとどめを刺します。
朱凶が死んだ後、下界の方に目をやると炎が上がっており、信と嬴政は成蟜側に嬴政の軍が落ちたことを知ります。
「お前をぶっ殺すのは、あいつらをぶっ潰してからだ」
と言う信に、嬴政は冷静に「仕方ない、付き合おう」と答えます。
成蟜のいる咸陽宮(かんようきゅう)では
兄・嬴政の首だけでなく、昌文君の首までも取れないことに成蟜は苛立っていました。
そんな中「あなた方の望む物をお持ちしましたよ」と、秦国6代将軍の最後の一人と言われた王騎(おうき)が現れます。
王騎が家臣の騰(とう・要潤)に取り出させて見せたのは、昌文君の首でした。
肆氏(しし・加藤雅也)が「本当に昌文君かどうかわからない」と言うと、
王騎は「私と闘うとだいたいこういう、くっちゃくちゃの顏になるのです。嘘だと思うのなら適当にその辺にいる者で試しましょうか」
と成蟜の家臣を指さします。
王騎の恐ろしいまでの強さを知る家臣たちは後ずさりします。
竭氏(けつし・石橋蓮司)が「何がお望みか」と王騎に聞くと、
「昌文君の領地をいただきたい」と王騎は答えます。
成蟜は「よかろう」と王騎の提案を受け入れます。
山の民を味方につけるため、山の民の住み家を目指す嬴政と信、可了貂(かりょうてん)
嬴政は信が山の民に剣を狙われた時から、つけねらっていた可了貂(橋本環奈)を道案内役につけ、
切り立った山々が連なる場所までやってきます。
嬴政は信や貂に400年前に秦国は山の民と同盟を組んでいたが、一方的な秦国の裏切りにより同盟が解かれたと説明します。
竹藪の中に三人が踏み入れてしばらくすると、成蟜が差し向けたムタという毒矢を扱うベッサ族の刺客が嬴政を狙います。
とっさに剣を抜き嬴政と貂をかばう信。
ムタとの闘いになんとか勝利し、やったぞと言わんばかりに嬴政と貂に向かって、剣を振り上げます。
しかし信の右胸にムタの毒矢が刺さっており、信は気を失ってしまいます。
信が意識を取り戻したのは、秦国と山の民が交流する時に使っていた王族の避暑地の建物でした。
信は貂に解毒をしてもらい、嬴政に担がれてやってきていたのでした。
嬴政は話ができるようになった信に、
嬴政の母は舞子だったのに対し、成蟜の母は王族の出身。
その為、成蟜が貧しい身分の者を必要以上に嫌うことを明かしました。
そしてこの避暑地で昌文君と合流する約束をしていると言います。
昌文君は約束通り、わずかな兵を引き連れて避暑地にやってきました。
ささやかな宴の後に、嬴政は昌文君に自分が黒卑村(こくひむら)身を隠している間、王都・咸陽(かんよう)で何があったのか話せと言います。
成蟜が反乱を起こした夜、昌文君や他の側近らは嬴政のフリをしていた漂とともに、咸陽宮の秘密の地下道を通って逃げようとしていました。
逃げ切れたと思った時に、何年も闘いの世界から姿を消していた王騎から突然追跡を受けたと言いう。
「もうダメだ、ここまでだ。」
昌文君や他の兵がそう思い、心が折れかけていた時、身なりをかくしていた漂が突然表に立ちました。
漂は、
「あきらめるな!隊列を組みなおせ。密集して突破するぞ!」
と声を上げます。
兵たちの消えかけていた心に再び火がともり、部隊は立ち上がります。
漂が宮廷にやってきた時は、「ただの下僕の少年」。
そう聞かされていただけの兵たち。
漂が馬を操りながら指揮を取り、剣を振りかざす姿。
兵たちは本物の「王」を見たかのような錯覚にとらわれました。
漂は、昌文君や他の兵を逃すために、自らおとりとなって闇に消えていきました。
漂は嬴政には昌文君や兵が必要だと判断したしたのです。
漂は無理矢理おとりになったわけでもなく、イヤイヤ嬴政に仕えていたわけでもありませんでした。
心から王・嬴政を慕い忠誠を誓っていたのです。
「漂、やっぱりスゲエな!!オマエ!」。
信は亡き親友の死の真相を知り、震え立つのでした。
秦国の王座を奪還するタイミング
呂不韋・左丞相(りょふい・さじょうしょう)、竭・右丞相(けつ・うじょうしょう)の両者の情勢を見守り、
再起の時を狙おうと昌文君は考えますが、嬴政は「それではダメだ」と言います。
「待っていては、国が割れる。オレは一刻も早く王都に帰らねばならない」と嬴政は言います。
嬴政は400年前の出来事を思えば可能性は低いが、左丞相・右丞相に負けない何万もの兵を得るには山の民を味方につけるしかないと言います。
嬴政、信、貂、嬴政の家臣らは、避暑地からさらに山深い岩山の切り立った土地に乗り込みます。
すると間もなくして山の民に捕まり、王の宮廷に連行されます。
嬴政はまず400年前の裏切りを、秦国の王として詫びました。
そして山の民の王に、平地の民も山の民も分けるから争いが起きる。
一緒に中華統一を目指そうと持ち掛けます。
信も学がないながらも、「無念が無念で終わる時。それは死んでいったヤツの夢が夢で終わっちまうことだ」と山の民の王を説得します。
山の民の王は分厚い面をはずします。
そこには山の民のイカツイ王の姿ではなく、美しく顔立ちの整った女王・楊端和(ようたんわ・長澤まさみ)の姿がありました。
楊端和は言います。
「楊端和は秦王・嬴政とかつてなき強固な盟を結ぶ。周囲の山々から兵を集めよ。戦の準備だ。」
敵は8万の兵に対して、嬴政側の兵は3,030人。
嬴政は「策」があると言います。

嬴政の「策」とは
山の民に扮し、味方と思わせて同盟を組もうと敵の城壁を超える。
成蟜側は呂不韋との決着を目前に、願ってもない援軍が何もしないで待っていたらやってきた状況。
嬴政と楊端和は必ず敵が自分たちの申し出を受け入れると読んでいました。
竭氏が「楊端和殿。中へお入りください。ただし中に入るのは、王と従兵50人までとしていただきたい」
と言います。
楊端和は「よかろう」と言って、竭氏の提案を受け入れます。
嬴政は相手の兵は8万と言えども、宮廷から兵の駐屯所が離れているから、兵が到着する前に成蟜を打とうという考えです。
昌文君がかつて漂や兵を引き連れて脱出を試みた秘密の地下道があり、この地下道が朱亀の門(しゅきのもん)と続いていると言います。
この朱亀の門を成蟜側の兵との決戦の場とする決めました。
朱亀の門に到着した山の民に扮する嬴政と楊端和たち。
山の民・バジオウ(阿部進之介)が早まって、剣を抜こうとします。
楊端和はバジオウを止めます。
「ダメだ。この闘いを始めるのにふさわしいのは、ただ一人。秦王・嬴政だけだ」
朱亀の門を無事突破すると、嬴政と信は二手に分かれて宮廷内を突破し、後で合流する約束をします。
嬴政と楊端和は宮廷の2階から敵兵に矢で攻撃をうけるも、楊端和の指揮の元で難を逃れます。
信は処刑人ランカイと遭遇。
バジオウがランカイにやられそうになりますが、
信が助けに入り高く飛んでランカイを蹴り飛ばし、山の民と数名で押さえつけ、とどめを刺しました。
信が成蟜のいる宮廷内部に到着します。
そこには元将軍だった剣豪・左慈(さじ・坂口拓)がいました。
信は左慈と闘いますが、助けに入ろうとした壁(へき・満島真之介)が左慈に切られます。
信も圧倒的な左慈の強さに、床に倒れとどめを刺されそうになります。
「夢なんか見てんじゃねえよ。小僧」
左慈の言葉に、信は
「違う!夢があるから、強くなれるんだ。夢があるから立ち上がれるんじゃねえかよ。」。
信は全身全霊の力を込めて、高く舞い上がり、左慈の左肩を刺しとどめを刺しました。
成蟜の直属の家臣たちは、全て名家の出。
剣の使い方などわからない弱々しい成蟜の家臣たちは、信の強さを目の当たりにし、そそくさと逃げ出します。
もう自分の身を守ってくれる家臣もいなくなった成蟜は宮廷を出ます。
成蟜は竭氏と同じ参謀である肆氏に言います。
「肆氏よ。竭氏は死んだぞ。」。
ほどなくして、信も広場に出てきます。
信は広場で闘っていた嬴政に「待たせたな」と言います。
成蟜は広場にいた嬴政を見て、「誰かこの者をとらえよ!」と命じますが、もはや成蟜の言葉に耳を傾ける者はいません。
すると王騎がまた突然現れます。
「これが天下の大将軍...」。
信は自分の目の前を通りすぎる圧倒的な王騎のオーラに釘付けになります。
嬴政は王騎に問いかけます。
「王騎将軍、かつて天下の大将軍と言われたお前が、何故こたびの内乱に首をつっこんできた。」。
王騎は、人を小馬鹿にしたような口調で
「くだらないからです。
いいですか、大王。戦とは国内でするものではありません。
中華でするものです。
私からも質問があります。夢の話です。そなたはいったい何を目指しているのですか。」。
「むろんオレの夢も同じ中華だ。俺が目指すものは、中華の唯一王だ。オレは中華を統一する最初の王となる。」。
すると、騰は言います。
「戦は終結した。魏興軍(ぎこうぐん)は投降せよ!」
魏興(宇梶剛士)は「ふざけるな!王騎と政(せい・嬴政)を切れ!」と叫びます。
ですが、押し寄せた兵を王騎が矛(ほこ)を二振り三振りしただけで、王騎に群がろうとした兵は吹き飛んでしまいます。
それを見た魏興は、
「誰がお前のざれ事について行くというのか!」と王騎に切りかかります。
嬴政はその姿を見て剣を抜きますが、魏興を切り裂いたのは信でした。
「オレがついていく。」。
信はそう言って、剣についた魏興の血を振り払い、嬴政に横に立ちます。
王騎は言います。
「ふふん。昌文君。あなたが一人でバカ熱くなっている理由がわかりましたよ。
全軍、撤収。」。
信は帰ろうとする王騎を引き留めます。
「おい待て!オレの名は信。オレはいずれ天下の大将軍となる男だ。」。
「童(わらべ)、信。次は本物の戦場で会いましょう。」。
王騎はそう言い残して、去りました。
【劇場版キングダム】のネタバレ!映画館で見逃した方へのまとめ
今回は劇場版キングダムを映画館で見逃した方へ向けて、劇場版キングダムのネタバレをご紹介してみました。
はじめは漂を身代わりにしようとした嬴政を憎んでいた信でしたが、信は次第に王・嬴政の強さと気高さに惹かれていきます。
また、学も教養もない信の無礼な態度を許し、大きな心で接する王・嬴政にいずれ中華統一王となる器を感じるところです。
なんと言っても主役の山崎賢人さんと吉沢亮さんがかっこよすぎです。
と言いますか、吉沢亮さんは男性ですがもはや美しいですね。
美しき山の民の王、長澤まさみさんや山の民の末裔(まつえい)貂の橋本環奈さんのかわいらしさも、壮大なスケールの物語に花を添えています。
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