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お盆のお供え物の意味とは?今更人に聞けないマナーをそっとご紹介

こんにちは!なぎさです(*‘∀‘)

ご訪問ありがとうございます!!

8月にやってくるお盆では、お供え物をする風習が古くからあります。

しかし気になるのはお盆にお供え物をする意味です。

大人になると、今更人に聞きづらいものではないでしょうか。

特に結婚すると、そういった常識的なことは知っておくべきことで、お姑さんのことを気にしているというお嫁さんもいるでしょう。

お盆にお供え物をする意味を詳しく知り、恥ずかしくないように知識を身につけておきましょう。

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Contents

お盆のお供え物は亡くなった先祖へ向けたもの

そもそもお盆とは何かをご存知ですか?

お盆というのは、亡くなられたご先祖様を霊が家に帰ってくると言われ、お墓参りへやご先祖様を気持ちよくお出迎えする期間になります。

ご先祖様を迎え入れることは、供養のためであり、お供え物はいわゆる「おもてなしの心」です。

お供え物に関しては特にこれでないといけないという決まりはありません。

ご先祖様が好きだった食べ物でもよいですし、常識的な範囲であれば何でもよいとされています。

お盆のお供え物のマナーとは

先述したように、ご先祖様の好きだった食べ物など、特にお供え物に決まりはありません。

しかし常識的な範囲で考えなくてはいけません。

たとえば、以下のようなものはお供え物には向いていないとされています。

魚や生肉などの生もの

夏場で腐りやすいもの

これらのものはお盆のお供え物としてふさわしいとは言えません。

ご先祖様が仮に魚や肉好きな人だったにしても、生きていたものは「殺生」を連想させるため仏教的によくないといわれています。

また、お盆は夏場なので腐りやすいものは避けるべきでしょう。

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お盆のお供え物でおすすめのものとは

お盆のお供え物でふさわしくないのは「腐りやすいもの」や「殺生を連想するもの」でした。

だとしたら、どのようなお供え物だったらよいのでしょうか。

ご先祖様の好きだったものといっても、色々あって悩むものではないでしょうか。

おすすめなお供え物というのは、以下のようなものが挙げられます。

フルーツ

フルーツは特に定番中の定番のお供え物です。

フルーツは殺生を連想しませんし、すぐに腐るものでもありません。

お供えした後、お盆で来てくれたお客様にふるまうこともできるので、人気があります。

また、日本では古くから丸いものには「縁」を連想し、丸いフルーツなどは特に好まれます。

たとえば夏の旬といえば「スイカ」や「桃」、「ぶどう」などがおすすめです。

また、フルーツ盛り合わせのようなものは、「割り切れる」という意味合いをもつ偶数個は避け、奇数個を選びましょう。

そしてフルーツの場合、切り分けてお供えするとご先祖様が食べることができますので、切り分けてからお供えしましょう。

フォークなどの食器類も忘れずにしてください。

せんべいやクッキーなどのお菓子

お菓子類も殺生を連想することや傷みやすさはありません。

そういった意味でもおすすめのお供え物です。

ただし、派手なお菓子は避けましょう。

お盆なので白や緑といったシンプルな見た目のお菓子を選ぶのがおすすめです。

分けやすいよう小分けタイプだとなおよいでしょう。

そうめん

地域によりますが、そうめんをお供えすることもあります。

そうめんは、「そうめんのように細く長く幸せが続きますように」という意味があります。

ほかにも地域によってはさまざまな意味があると思いますが、お盆は供養することだけではなく、豊作祈願の意味ももつため、小麦のそうめんをお供えして豊作祈願すると考えられています。

そしてそうめんに関しても、ご先祖様が食べられるようにしてあげることがベストです。

少し茹で、つゆと箸と共にお供えしてください。

お花

花はいつかは枯れてしまうものですが、お供え物としてはおすすめです。

ただし、バラのようにトゲのあるもの、毒のある花は絶対に避けましょう。

お盆やお供えといえば「菊」が定番ですが、リンドウ、アイリスなどもおすすめです。

本数は奇数にして、色もシンプルに白や黄色など派手ではないもの選びましょう。

また、花に関しては左右で揃えるのが基本です。ペアで同じ本数分購入してください。

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ほかのものと一緒に持参するとよいお線香

お線香は、故人の食べ物の代わりになることやお線香の香りによって心身を清める意味があります。

お墓参りでは欠かせないものですし、上記でおすすめしたものと共にお線香も忘れないようにしましょう。

お線香もさまざまな種類がありますが、それぞれ香りも違うのでご先祖様の好きそうな香りを選ぶとご先祖様は喜ぶことでしょう。

お盆のお供え物体験談

毎年やってくるお盆では、私はお墓参りになかなか行ける環境にいないので、体験談といえるほどの体験はしていません。

ただ、お墓参りに行ける機会があったときは、必ずお供え物としてお菓子やお線香を忘れないようにしています。

お菓子に関しては、名目としてはご先祖様へのお供え物ですが、その後お供えが終わればその家族が食すことになります。

そうなると、家族のことも考えておかないといけません。

せっかくのお供え物のため、期限を切らすようなものはよくないでしょう。

お供えするご先祖様の家族構成、どのようなものを好むかなど、そういったことも踏まえておくことが大切です。

食べ物をお供えする以上は、無駄にしないこともお供え物のマナーとして心得ておきましょう。

お盆のお供え物の意味は「供養」と「おもてなし」・まとめお盆のお供え物の意味は「供養」と「おもてなし」

お盆はご先祖様が家に帰ってくる日で、ご先祖様を供養したり、お出迎えするためのおもてなしの心としてあるのがお供え物です。

今更人に聞けないことですが、大人として知っておくべき常識の1つなので恥をかかないためにも知識として覚えておきましょう。

そして、お供え物には「腐りやすいもの」や「殺生を連想するもの」を避け、ご先祖様や相手に喜ばれるものを持参するようにしましょう。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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ABOUT ME
なぎさ
東京都在住。 二人の男の子のシングルマザーです。 ファイナンシャルプランナー。 好きなものは、息子、音楽、城、南の島、ネコ、ビール、鼻ぺちゃ犬、マンガ、映画館、空港、腕時計。
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