こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)
ご訪問ありがとうございます!!
いじめ探偵で有名な阿部泰尚(あべひろたか)さんを、ご存知でしょうか。
書籍も数多く出版し、メディアでも度々取り上げられている探偵です。
探偵というと怖い感じの人といイメージがありますが、阿部さんは丸顔で大きな瞳で氷上豊かな人物です。
今回は阿部泰尚さんの評判や活動内容について、ご紹介したいと思います。
Contents
阿部泰尚さんとはどんな人物?
1977年、東京都中央区生まれ。東海大学卒業。42歳。
T.I.U.総合探偵社代表。
国内で唯一の長期探偵専門教育を実施する専門学校であるT.I.U.養成学校の講師・校長を務めています。
特定非営利活動法人である、NPO法人ユース・ガーディアン代表理事であり、 日本メンタルヘルス公認カウンセラーでもあります。
2004年に探偵としてはじめて、「いじめ調査」の依頼を受けて以降、いじめ問題の相談・解決・収束に向けて精力的に活動し、多くの代表的なメディアから「いじめ問題」に対する取材を受け、積極的に発言も行っています。
著書に「いじめと探偵」幻冬舎新書、「探偵裏事件簿~いじめ・浮気・家出・詐欺 調査の実態~」Kindle版などがあります。
阿部泰尚さん著書を読んだ人の感想がツイッターに上がっています
阿部泰尚著『いじめと探偵』を読んでいるところです。学校に問題発見能力、解決能力が全くないことがよくわかります。学校側がいじめがあることの証明を被害者側に求めるというのは、餓鬼でしかない。先ずは、学校側が、自身で「いじめがないこと」を立証すべき。今後、ますます探偵は忙しくなりそう。
— 右京 (@oyasama20) July 27, 2013
阿部泰尚『いじめと探偵』(幻冬舎新書)を読んだとき、「しっかりとした専門性のある探偵や弁護士を頼める人は、いじめから解放される」という事実にショックを受けた。いじめに苦しむ全ての子どもに、専門性ある大人の支援をつけるべきだと思った。
— 木村草太 (@SotaKimura) August 21, 2018
【RT】阿部泰尚さんの記事とても共感しました。私はこの生贄手法に使われたのです。とても辛い日々でしたが、一番怖いのが自分が同じ目に遭うことを恐れてゴマをするようになった友人。思い通りに動く駒だから優遇されてました。その子はその教師に心酔し将来私も『こんな教師を目指したい』と言った事 pic.twitter.com/CZo3xqQ4fm
— めい。 (@55So4) December 29, 2018
阿部泰尚さんが代表を務める「NPO法人ユース・ガーディアン」とは
日本財団からの寄付で運営され、完全無償でいじめ問題に対する、相談・解決・対策・アフターフォローを行っています。
T.I.U.総合探偵社との連携で、いじめの調査・相談をにあたっています。
NPO法人ユース・ガーディアンでは、一般からの寄付も募集し、相談ダイアルの設置やいじめ解決の直接支援のために、募った寄付を使用しています。
寄付は公式HPからカード決済で行えます。
相談ダイアルやいじめ解決の直接支援には、専門性が求められるので、専門の相談員の設置や育成、依頼者との打ち合わせ、専門家との連携や書類作成、いじめ問題を解決に導くための活動や実費・人件費にあてられます。
いじめはなぜおこる?
いじめる側の心理
いじめは「他人とは少し違う人や、弱い人を見下して馬鹿にしたりする」ことでおきます。
また、人より成績が優れている・容姿がいいのもいじめのターゲットになりやすいようです。
いじめる側は「みんなと少し違う」というだけの、少しの違いが我慢できなかったり、「僕たち・私たちはみんな一緒だよね」と確認し合わなければ、混乱してバランスをとっていられない弱い心から生まれています。
いじめられる側の心理
親に言うことによって、学校側にいじめの事実が伝わり、学校側がいじめをしている生徒を注意することによって、さらにいじめがエスカレートすることを恐れています。
また、親に心配をかけたくない、自分がいじめられていることを知られて親を悲しませたくないという意識が働いてしまいます。
いじめられている本人も、大きく傷ついているにもかかわらず、現実逃避をして親の前では「なんでもない」フリをしがちです。
阿部泰尚さんの見た「いじめの現場」
阿部さんはこれまで何件も、いじめを受けた被害者側が自殺してしまった案件を扱ってきました。
阿部さんは「抗議の自殺は絶対的に無意味だから、してはいけない」と言います。
遺書を書いても、ほとんどは表に出ることはないし、学校側・教育委員会側は必ず隠ぺいに走るようです。
報道機関や警察・検察、弁護士などは、死んでしまった子の人権は守らず、生きている人間の人権ばかり必死に守ろうとします。
「抗議の自殺」は、自分の辛さ・苦しさをいじめている側にも味わってほしい、いじめの事実を社会に知らしめたいという思いからなるものですが、この思いが叶うことはほんどないようです。
それどころか、死んでもなおLINEでからかわれたり、死んでしまった人の尊厳すら踏みにじられるのが実情です。
いじめは犯罪です
阿部さんは「いじめ」という一言に片づけてしまっているが、大人の世界ではいじめは明らかに犯罪であると言います。
加害者が被害者を思うように従わせているようなケースは、強要罪にあたり、仲間外れは人権侵害、悪口・暴言を吐くのは名誉棄損、殴る・蹴るなどは暴行罪です。
またひどいケースでは、性的被害や自殺の練習をさせることもあると言います。
いじめた側は反省もしないし、加害者の保護者は逆ギレする
阿部さんはいじめの問題解決のために、いじめた側の保護者に直接抗議に行くことも多いようですが、ほとんどの保護者は逆ギレしてしまうと言います。
加害者の保護者は常識では到底受け入れられない、思考回路の持ち主である「危険人物」であるにもかかわらず、被害者はこのような保護者の子供たちと、集団行動を強要される被害者側の生きづらさを懸念しています。
被害を受けた子のフォローは保護者主体で行い、「お腹がいたい」と言ったり、「学校へいきたくない」と子供が言い出したら、無理に行かせる必要はないと言います。
むしろ欠席した方が、重篤な被害を防ぐために効果的のようです。
【阿部泰尚さん】いじめ探偵の著書の評判や活動内容を紹介のまとめ
今回は様々なメディアに取り上げられている、いじめ探偵・阿部泰尚さんについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
いじめとはそもそも、「自分とは少し違う人」を受け入れられない、多様性に対応できない、皆と一緒ではないと不安だという、弱い心が生みだすものです。
また加害者側の保護者のモラルの欠如も、どうすることもできません。
阿部さんのように、いじめ問題の解決や支援に携わる方がどんどん増えればと思います。
今後も阿部泰尚さんのご活躍を期待したいですね。