こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)
ご訪問ありがとうございます!!
高橋さんのシミ抜きの達人をご存知ですか。
今回は高橋勤さんのシミ抜きの達人技を紹介したいと思います。
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不入流・祖主、高橋勤さんとは
高知県に本山をかまえるシミ抜きの流派不入流(いらずりゅう)の初代当主です(祖主・そしゅ)。
高知県津野町出身。
高校を卒業後、川崎市の紋章上絵師に弟子入りし、着物に家紋を描く仕事のほかに、着物のシミ抜き作業も任されていました。
1974年に独立後、染み抜きのおもしろさに開眼し、業務を染み抜き一本に絞っていきました。
不入流とは
不入流は全国に染み抜き技術を学べる教室を展開し、染み抜き技術だけではなく、クリーニング全般にかかわるサポートも行っています。
不入流の門下生は3,000人と言われています。
不入流には祖主を筆頭に、玉聖(ぎょくせい)、匠聖(しょうせい)、師聖(しせい)、師範(しはん)、門下生で構成されています。
シミ抜きの技法を1,200種類以上あみだしています。
高橋さんは、1980年に故郷高知県不入山(いらずやま)から、不入流(いらずりゅう)と名付け、流派を立ち上げました。
不入流を立ち上げて、40年ほどたった今では、特別な薬品は使わずに、どの家庭にでもあるようなもので安全に汚れを落とすことを、モットーとしています。
汚れの種類はおおまかに3種類
難 靴下の黒ずみ 墨汁 絵の具など
↑ 皮脂 クレヨン 化粧品など
易 汗 食べ物の汁 しょうゆなど
なんでもとれ~る(家庭で作ることのできるシミ取り薬剤)
- 固形石鹸をだいこんおろしで擦りおろし粉末状にする。
- 重曹とアンモニア水を少量加える。
- 水で溶かす。
- シミの部分に古くなった歯ブラシなどで、なんでもとれ~るを染み込ませ、ブラッシングする(この時、生地を傷めないように、こまかく丁寧にブラッシングすること)。
強力なシミには、なんでもとれ~るにドラックストアや薬局で購入できる、オキシドールを少量加えると効果抜群です(スーパーなんでもとれ~る)。 - シミのついた部分を水洗いして、乾かす。
くつ下の黒ずみなど、頑固な汚れを落とす
- 靴下の黒ずみ部分に、スーパーなんでもとれ~るを染み込ませ、ブラッシングしておく。
- すりおろした固形石鹸を圧力鍋へ少量入れる。
- 圧力なべに、靴下を入れて、5分ほど火にかける。
- 水洗いして、乾かす。
※色・柄物は色落ちするのでなんでもとれ~る+圧力鍋は使えません
※なんでもとれ~る+圧力鍋を使えるのは、綿と麻のみ
※泡が吹き出たら、すぐに火をとめること
スッキリで放送された、高橋勤さんのシミ抜きの動画がありましたので、ご覧ください
高橋勤さん・まとめ
今回は、高橋勤さんとご家庭であるものでできるシミ抜き技をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
我が家では息子たちのスクールソックスの足裏が真っ黒になると、捨てて新しいものを購入していましたが、今思えばとてももったいないことをしていたと反省しています。
オキシドールはさすがに、買ってこないと無いですが、その他のものはたいがい家にあるものですので、実践できそうですね。
高橋勤さんの今後のご活躍を、期待したいと思います。