人物

石田要一さん(石川県の99歳時計職人)の技で思い出甦れ!

こんにちは!なぎさです(*‘∀‘)

ご訪問ありがとうございます!!

石田要一さんという、時計修理の職人さんをご存知ですか。

今回は石田要一さんについて、ご紹介したいと思います。

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Contents

石田要一さんとは

福井県石田時計店、店主で15歳の頃から70余年も時計の修理を続けています。

石田さんのもとには、全国から壊れてしまった時計や、動かなくなってしまった時計がよせられます。

石田さんの手にかかれば、直せない時計はないといいます。

石田さんは、「手間がかかるとか、考える前に無心で修理してしまう」と言うのです。

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アンティーク時計の修理とは

アンティーク時計の外装部部分の破損や、不具合・部品の摩耗での故障は、交換が必要となります。

ただ、アンティーク時計なだけに、生産中止で同じものがないパーツは、膨大なパーツのストックから同じもの・似たものを探して組み合わせ修理を行うことになります。

それでもうまくいきそうにない場合、オリジナルを作成することもあります。

ある時は、髪の毛よりも細い部品を手の感覚だけで削りだし、対象の時計に最適な部品を作り上げ、他の部品との細かい調節を行って再び時を刻めるように仕上げます。

今回石田さんが、修理するのは昭和初期のスイス製の時計とのこと。

スイス製の時計といえば、ロレックス、オメガ、タグホイヤー、ロンジンなど。

いずれも高級品で職人一つ一つの手作りです。

職人によって作られた繊細かつ美しい時計は、やはりまた職人による手入れ(オーバーホール)が必要だと言えます。

ただ、いただき物であったり、祖父母や両親の形見であったりすると、元が現在の持ち主のものではありませんから、ついつい扱いがおざなりになり、気づけば止まっていたというようなことがあるものです。

ふと気づいて懐かしく思い、また自分の生活と一緒に同じ時を刻めたら...そのように思う人は多いでしょう。

石田さんのもとには、個人はもちろんのこと、時計メーカーすらお手上げの品々が運びこまれるとのことです。

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時計の心臓部とも言われるムーブメントの修理を行う

時計はムーブメントという動力源で動いています。

大きく分けると、「機械式」と「クオーツ式」があり、このムーブメントの違いが時計の価格を左右している一因ともいえます。

このムーブメントの違いは、時計メーカーが「オリジナルで製造しているか」、「ムーブメントメーカーから製品を仕入れているか」での違いもあります。

現在流通している時計は通常のオーバーホールのみでも、最低3万円以上はかかり、ムーブメントの交換費用には、数万円から数十万円かかるといわれています。

石田さんはこのムーブメントを分解し、細かい部品の一つ一つを丁寧に調整していきます。

石田時計店
福井市城東3-6-21
0776-23-5263

石田さんは職業訓練指導員としての、時計工を指導する資格を持ち、石田さんの高い技術は県内一とも言われています。

同業者である時計店からの相談も多いというのですから、驚きですね。

石田要一(時計修理人)・まとめ

今回は99歳の現役時計修理人、石田要一さんについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

70年以上もの間、多くの人の思い入れのある時計を蘇らせてきた石田さんですが、若い世代にも石田さんの技術を受け継いでいってほしいですよね。

今後も石田要一さんのご活躍をも期待したいと思います。

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ABOUT ME
なぎさ
東京都在住。 二人の男の子のシングルマザーです。 ファイナンシャルプランナー。 好きなものは、息子、音楽、城、南の島、ネコ、ビール、鼻ぺちゃ犬、マンガ、映画館、空港、腕時計。
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