こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)
ご訪問ありがとうございます!!
伝説のロックバンド、ROGUE(ローグ)の奥野敦士(おくのあつし)さんをご存知ですか。
今回はROGUE、奥野敦士さんについてご紹介したいと思います。
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Contents
奥野敦士さんとはどんな人物?
1963年6月25日生まれ。55歳です(2019年5月5日現在)。
群馬県前橋市出身。
1985年ロックバンドROGUEのヴォーカリストで、1990年のROGUE解散後、俳優、タレントとしても活躍しています。
ROGUE解散のきっかけは、奥野敦士さんのソロ活動への強い思いからでした。
仲たがいする形で、ギターの香川誠さんはじめメンバーと別れた奥野さんは、解散後同じステージで会うことがあっても、一切言葉をかわすことはなかったといいます。
ROGUE解散後、ソロデビューしたものの、徐々に仕事が減っていき、毎日お酒を浴びるように飲みました。
奥野さんは落ちぶれた生活をなんとか立て直したいと思い、工事現場でアルバイトを始めました。
そんな矢先の2008年9月11日、高さ7メートルの屋根から転落して、脊髄損傷(頚髄損傷)の大けがをしてしまいます。
脳にはダメージがなかったものの、頚髄を損傷してしまったため、胸から下はマヒした状態で感覚がなくなってしまいました。
最初は絶望し、死も考えたといいます。
そんな状況下でも、奥野さんは少しずつ現実を受け入れ、「今の体でもできること」に目を向けます。
ミュージシャンの生命線である、指が動かないから、楽器は使えない。
奥野さんに残されたのは、「歌うこと」だったのです。
ただ、こちらもはじめからうまく歌えたわけではありません。
ケガから2年間、懸命にリハビリに取り組み、歌う練習をしました。
リハビリの先生にカメラを構えてもらって、ルイ・アームストロングの『ワンダフル・ワード』を歌い、YouTubeでアップしました。
奥野敦士さんが、アップしたYouTube画像はこちらです
ミスチルの桜井和寿さんからのデュエットの誘い
落下事後以来、群馬県の重度障害者施設で過ごしていた奥野さんのもとを、Mr.Childrenの桜井和寿さんが訪ねたのがきっかけでした。
桜井さんは奥野さんのROGUE 時代からの大ファンで、※ap bank fes(エーピーバンクフェス)でROGUE の『終わりのない歌』をカバーするために、YouTubeを検索していたところ、車イス姿になってもなお、魂の限り歌う奥野さんの歌声に感動し、群馬の施設へ出向いたのです。
※ap bankとは、音楽プロデューサー小林武士さんと桜井和寿さん、坂本龍一さんの3人が出資したお金で、環境保護や自然エネルギー促進事業、省エネルギーなどの様々な環境保全のプロジェクトを提案・検討している団体に低金利で融資する非営利団体です
ap bank fesは小林武士さん、桜井和寿さんが率いるBank Bandがホスト役となり、様々なアーティストを招いて野外フェスを行い、その収益をap bankの活動資金や、震災の復興支援にあてています
「ap bank fesで一緒にデュエットしませんか」。
奥野さんは桜井さんにそう切り出されて、一度は体調のことを考えて断りました。
真夏のステージに立つということは、頚椎を損傷し自律神経がおかしくなってしまい発汗できない奥野さんにとって、気絶するくらい大変なことです。
ましてや、車イス生活でおしりに褥瘡(じょくそう)ができてしまい、寝たきりの生活も続いていました。
奥野さんは断ったものの、桜井さんの置いていった桜井和寿さんがカバーしたROGUE の『終わりのない歌』のDVDを見て、心を揺さぶられます。
「うまいなーー!!ちくしょう!!」。
そこには完ぺきに『桜井和寿の終わりのない歌』の世界がありました。
ちなみに歌い方の癖は違うものの、桜井和寿さんと奥野敦士さんと声がよく似ています。
桜井和寿さんの『終わりのない歌』はこちらです
個人的にはROGUEの曲の歌詞とミスチルの歌詞の世界観も似ている気がしますが、いかがですか?
奥野敦士さんがap bank fes 12´で桜井和寿さんとの共演を果たす
2012年8月、動画の奥野さんとBank Bandとのセッションでap bank fes 12`でついにデュエットが実現します。
奥野さんはこのことを、ご自分のブログの「奥野敦士の気まぐれ日記」に記載しています。
奥野敦士さんとギタリスト香川誠さんとの再会
このap bank fes 12`の映像を元ROGUEギタリスト・香川誠さんが目にしていました。
そして、群馬県の奥野さんの過ごす施設に向かいます。
ROGUE 再結成へ
香川さんは切り出しました。
「奥野、もう一度ROGUE をやらないか?」。
奥野さんはもう一度、やり直せるか不安でした。
でももう、香川さんの言葉を裏切りたくはありませんでした。
香川さんの発案で、チャリティコンサートを開催し、収益金で福祉車両を購入し、前橋市に寄付することにしました。
そしてとうとう2013年10月、23年ぶりにROGUE が再結成されました。
ファンの前で披露した曲は、全7曲。
最後の曲は、ファンが待ち望んだ『終わりのない歌』です。
奥野敦士さんは長い間、たくさんの人に愛されてきた『終わりのない歌』を、魂を込めて歌いました。
【奥野敦士】伝説のロックシンガーが『終わりのない歌』を再び歌う時のまとめ
今回は伝説のロッカー、ROGUE ・奥野敦士さんについてご紹介しましたが。
若いうちはお互いの意見がぶつかったり、それぞれの目標が違ったりしてバンドを離脱したり、解散したりということはよくある話です。
それぞれ違う人生を歩んできたとしても、年月をへてまた音楽で一つになれるというのは素敵なことですね。
奥野敦士さんの今後のご活躍を、期待したいと思います。
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