こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)
ご訪問ありがとうございます!!
瀬戸内海は香川県・直島(なおしま)にあるベネッセが経営している地中海美術館をご存知ですか。
地中美術館とはどんな美術館でしょうか?
特徴やアクセスについて調べてみました。
Contents
地中美術館てどんな美術館?
ベネッセアートサイト直島という、直島、豊島、犬島を舞台に(株)ベネッセホールディングスと公益社団法人福武財団が展開している活動の総称があります。
地中美術館はこのベネッセアートサイト直島の施設の一つにあたり2004年に設立されました。
地中美術館ではクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームス・タレルの3人のみの作品を展示しています。
建築家、安藤忠雄氏の設計により、地下にありながらも、自然光で絵画を鑑賞できるつくりになっています。
これは1日の時間の変化にともない、作品も違う見え方をするのが魅力の一つであるという、安藤忠雄氏の考えの基づくものです。
開館日 月曜日。月曜日が祝日は開館し、翌日休館(メンテナンス休館や臨時休館があります。お出かけの計画を立てる時には、事前確認した方がいいですね。)
会館時間 10:00~18:00(最終入館17:00)
鑑賞料金 2,060円(15歳以下無料)
電話番号 087-892-3355
地中美術館ではモネの晩年の作品である『睡蓮』5点展示しています。
地中ストアではアーティストの関連書籍やグッズを購入できます。
地中の庭ではモネが自宅に造園して創作活動にいかしたといわれる、ヴェルニーの庭を再現した庭があります。
海中カフェでは、瀬戸内の美しい眺望を楽しむことができます。
カフェ内の木のイスやテーブルなども安藤忠雄氏がデザインしています。
地中美術館へのアクセス
各都市から
羽田空港から岡山空港・高松空港まで1時間20分
新大阪駅から岡山駅まで新幹線で1時間
広島駅から岡山駅まで新幹線で40分
福岡から新幹線で2時間
岡山空港から先のアクセス
岡山駅まで空港連絡バスで30分
↓
岡山駅から宇野駅までJR宇野線で約50分または、両備バスで45分
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宇野駅から宇野港まで徒歩3分
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宇野港から直島まで(宮浦港まで)フェリーで20分
関西方面にお住いの方の直島へのアクセスは比較的近いようにも感じますが、離島なだけにフェリーで行かなければなりません。
この直島へのフェリーは1日に20便ほどありますので、利用にさほど不便は感じませんが、直島まで到着するのに、かなりの行程をへなければなりませんね((+_+))
クロード・モネとは
1840年、パリ生まれ。
印象派を代表する画家で、少年時代はノルマンディー地方で過ごしました。
幼少期から絵が上手く、18歳の時に風景画家ブータンと出会ったことから、油絵制作をはじめました。
1859年に再びパリに出てからは、ピサロ、シスレー、バジール、ルノワールなどに出会ったと言われています。
若い頃は父親からの援助を絶たれて、経済的に非常に苦労したようです。
その後画商のデュアン・ルエルと出会い援助をうけました。
1886年にデュアン・ルエルがニューヨークで印象派の展示会を開催したころから、経済的に安定するようになりました。
妻カミーユと死別した後、パトロンであるエルネスト・オシュデの妻であるアリスと関係を深めていきました。
1890年に自宅に「花の庭」と睡蓮のある「水の庭」を整えていき、集中的に睡蓮の池を描くようになりました。
晩年は白内障による視力の低下や家族との死別に苦しんだと言われています。
手術で白内障を克服し、オランジェリー美術館に収められている巨大な睡蓮の制作に没頭し、86歳で死去しています。
モネの睡蓮を展示している美術館は、他にもたくさん
ボーラ美術館(神奈川県)
国立西洋美術館(東京都)
ブリヂストン美術館(東京都)
群馬県立近代美術館(群馬県)
川村記念美術館(千葉県)
MOA美術館(静岡県)
和泉市久保惣記念美術館(大阪府)
大原美術館(岡山県)
鹿児島市立美術館(鹿児島県)
松下美術館(鹿児島県)
睡蓮関連だけでも、これだけあります。
睡蓮以外も含めると日本全国28か所にもなります。
もちろん世界に目を向ければ、世界各地の美術館で展示されているでしょうから、モネは生涯をかけて膨大な絵画を描いたんですね。
その数は睡蓮以外の油絵やデッサンを含めると、3,000点にもなると言われています。
地中海美術館・まとめ
今回はモネの睡蓮が鑑賞できる、瀬戸内海の直島にある地中海美術館についてご紹介しましたがいかがでしたか?
自然光のみで美術品を鑑賞するのは、絵画や美術館と一体感を味わえる嬉しさがありますね。
モネの睡蓮を鑑賞しつつ、美しい島の自然に触れてるのも素敵な体験になるのではないでしょうか。