人物

草津温泉を人気観光地に建て直した黒岩信忠さんとは?

こんにちは!!なぎさです(*‘∀‘)

ご訪問ありがとうございます!!

草津町長の黒岩信忠さんとはどんな人物でしょうか?

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Contents

黒岩信忠さんプロフィール

1947年4月13日生まれ

群馬県草津町出身

草津町立草津中卒業

1983年に草津町議選に当選後、2009年まで7期務めています。

2018年1月に2位の中沢康治氏に大差をつけて、3期目草津町長に再当選しています。

観光客が減った草津温泉の事業を見直し、収益を改善させたことから町民から評価は絶大です。

東京都内でも事業を手掛けるなど、事業家としての顔を持っています。

黒岩信忠さんが草津温泉を再び人気観光地へ導いた施策とは?

町並みの環境を取り戻すための施策

黒岩さんは、まず景観を阻害しているものの撤去を行いました。

温泉街の中心地にある町営の駐車場の移設

乱立している電柱を地中に埋める工事

看板類の撤去

駐車場の移設は、旅館や商業を営む町民から「客足が遠のいてしまう」と猛反対にあいましたが、温泉街を徒歩で散策する家族連れのすぐ脇すれすれのところを、バイクや商業用の車が通りすぎる光景は景観を損ねるだけでなく、非常に危険です。

黒岩さんは「中心街にエネルギーをもたせれば、周辺エリアにも徐々に客足が向くようになる」と根気よく町民を説得し、移設に至りました。

風情を取り戻すための3つの施設

御座之湯、湯治広場、熱乃湯などの100年後にも残せるような、木造建築施設の設置。

それぞれ御座之湯は江戸・明治、湯治広場は昭和レトロ、熱乃湯は大正ロマンのコンセプトで建築されています。

これらは、黒岩さんの「先人たちがまちづくりをしてきた、時代の流れや物語性を大事にしたい」という思いからくるものです。

その結果バブル期には1年間に300万人と言われた観光客数が、10%ほど減少していた状態から2017年には、321万人に回復させることに成功しています。

町の観光の中心・湯畑の夜のライトアップ

岡本太郎氏のデザインによるロマンチックな照明で、ライトアップ。

若年層の観光客によるSNSの拡散で、さらに人気に火がつきました。

それまでは草津温泉の顏といえる湯畑周辺の照明は、統一感のない雑多なものであふれていて、情緒あふれる温泉地とは程遠い景観となっていました。

ですが、この湯畑の写真を撮るために観光客は夜浴衣を着て外出し、その流れで居酒屋やみやげ物屋に立ち寄るようになりました。

今まで旅館で過ごして町に出ない観光客の意識が町の中心に向き、また旅館に戻って行くというスタイルに変化しました。

草津町に複数のライブカメラを設置して、温泉街のにぎわいをいつでもYouTubeからアクセスできるようにしています。

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観光業で得た財源を、子育て支援や定住施策に生かす

黒岩さんは草津温泉の町改革の成功で得た財源を子育て支援や定住施策に活用して、若い人たちを草津に呼び込み定住させる試みを行っています。

ベルツ保育園の開設(保育園・幼稚園併設型)

ベルツ保育園は午後7時までの延長保育、土曜保育も行っています。

3歳以下の保育料の減免。

第2子以降の保育料の減免。

小中学生には草津国際スキー場のシーズン券を配布。

小中学校の給食費1/3を補助。

中学校入学時の制服の半額を補助。

中学校卒業までのこどもの医療費の免除。

町内巡回バスを100円に。

町内の決められた個所の温泉施設利用料を半額に。

我が家は長男の中学校の入学準備で、制服やうわばき、体操着・かばん、靴下・ベルトなどに13万円くらいかかりました。

制服だけでも6万くらいはかかったので、半額補助というのは非常にうれしいですね!!

私の町にもあったらいいのに(;´Д`)

子育ての負担が軽くなると、若いご夫婦の定住率もアップして観光業に携わる人が増えて行き、ますます町の活性化につながりますね。

2018年の白根山の噴火から1年、観光客の減少のピンチを切り抜ける

2018年3月23日に本白根山の噴火があり、噴石やなだれにより、近隣の草津国際スキー場にいたスキー客ら11人と、救助にあたった自衛隊員1人が亡くなりました。

草津白根山というのは、本白根山、白根山、逢の峰の3つの山の総称ですが、黒岩さんは「気象庁の山ごとに警戒レベルを設定しないのはおかしい」として、草津町のHPで「警戒レベル1」を発表したところ、「安全を軽視している」として、メディアから叩かれました。

しかし、危険なエリアと安全なエリアを迅速に判断し、こちらもまた火山の監視状況をYouTubeで配信してピンチを切り抜けました。

草津温泉の今

私は幼少期に両親に毎年、スキー旅行で草津温泉に連れて行ってもらっていました。

その時の印象としては、町に温泉街特有の風情はなく、雑多な雰囲気で古めかしい温泉街という印象でした。

しかし今は、SNS上では若者たちが湯畑のライトアップや熱乃湯の湯もみを自慢げに披露している様子が見てとれます。

黒岩さんの町改革とともに草津温泉が大きく変化したのがわかります。

まとめ

今回は観光客が減少しつづけていた草津温泉を、見事に人気ナンバーワン観光地に回復させた黒岩信忠さんについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

黒岩信忠さんの草津温泉の町づくりの実績からすると、2018年草津町長選挙で再当選(現在3期目)できたのも納得というところでしょうか。

SNSを積極的に活用して、若い人たちに拡散してもらい草津温泉に観光客を呼び込む手法も時代の流れに沿っていますね。

今後も草津温泉と草津町町長・黒岩信忠さんのご活躍に注目していきたいと思います。



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ABOUT ME
なぎさ
東京都在住。 二人の男の子のシングルマザーです。 ファイナンシャルプランナー。 好きなものは、息子、音楽、城、南の島、ネコ、ビール、鼻ぺちゃ犬、マンガ、映画館、空港、腕時計。
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