人物

村上祐資さんの夢とは?マーズワン計画と極地で生きるということ

こんにちは!なぎさです(^_-)-☆

ご訪問ありがとうございます!!

ZOZOTOWN代表取締役社長の前澤友作さん、元ライブドア代表取締役社長の堀江貴文さん(ホリエモン)など。

富と名声を得て、「俺は宇宙旅行へ行く」的な発言をする方もいたりします。

でも、その前に宇宙に行くということは、極小スペースでの過酷な環境下での生活を強いられることでもあります。

宇宙へ行くこと自体は、人類の夢であり、ロマンであり、成功者にとっては最高のステータスでもあります。

成功とか、ステータス以前に、極小スペースで過酷な環境下で生活することをミッション(半ば職業のように)している方がいます。

今回は村上祐資さんをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

Contents

極地建築家、村上祐資(むらかみ ゆうすけ)さんのプロフィール

1978年、横浜市生まれ。

明治大学 理工学部 建築学科卒業。

極地と呼ばれる厳しい環境下でこそ、人は美しい暮らしを送ることができるという考えをモットーに、様々な極地の生活を踏査。

南極、北極、エベレストをはじめ、極地での生活経験は1,000日を超えています。

日本の南極観測基地である昭和基地で15か月間、ミッションスペシャリストとして、地球物理観測に従事しました。

2013年にアメリカのNPO団体であるThe Mars Societyが計画を発表した長期の模擬火星実験、マーズ160では、三年間に渡る長期選考をへて副隊長に選ばれ、2017年にアメリカユタ州ウェイネ砂漠のMDRS基地と北極圏デブォン島のFMARS基地で計160日間の実験生活を遂行しました。

2018年のMDRS Crew 191 TEAM ASIAでは、隊長を務めました。

現在は、公益財団法人日本極地研究振興会理事、NPO法人ニホン火星協会特別フェロー、JFNラジオ番組「ON THE PLANET」、水曜パーソナリティを務めています。

そんな村上祐資さんの夢は、「宇宙が滞在する場所ではなくて、暮らす場所となること。そのいしずえを作るのが夢」だそうです。

マーズワン(火星移住計画)とは?

アメリカのロバートブリズン博士が設立したNPO団体ザ・マーズ・ソサイエティが計画実行している、火星有人探査、火星移住プロジェクトです。

模擬火星実験マーズ160に選考されたメンバーは下記のとおりです。

アレックス (Dr. Alexandre Mangeot) FRANCE

アレックスはマーズ160で、宇宙空間技術と設計の司令塔として活躍しました。

アメリカやヨーロッパの数々のマーズ・ソサイエティに参加しています。

村上 祐資 (Yusuke Murakami) JAPAN

マーズ160で副隊長を務めました。

極地建築家であり、エベレストのベースキャンプでの極地生活の経験があります。

ジョン (Dr. Jonathan Clarke) AUSTRALIA

ジョンは地質学者で、オーストラリアのマーズ・ソサイエティ火星探査基地における代表も務めています。

アシュリー (Anushree Srivastava) India and United Kingdom

アシュリーは生物学的人類学者、宇宙生物学者です。

※MDRSにおいてこの生物学的観点から見た人類と宇宙生物の研究と探査に重点を置いていました。

※ウェイネ砂漠での探査

ポール (Paul Knightly) United States

ポールは地質学者で、※FMARSにおいて永久凍土層や氷層状況下でいかによい環境を保って生活できるかの研究に従事しました。

※FARMS 北極圏デボォン島での探査

アナスタシア (Anastasiya Stepanova) Russia

アナスタシアはジャーナリストです。

ロシア人宇宙飛行士であるユリー・バスリンの下、モスクワ州大学で4年間宇宙ジャーナリズムについて学び修士号を取得しています。

こうして見て行くと、経歴や専門分野がバラエティに富んでいますね。

極地での長期生活をともにするのですから、体力・知力・精神力がはじめから備わっている人が選ばれるのは当然ですね。

選ばれた人間同士が生活していても、極地での限られた人数の中での閉鎖空間の生活では、半年で精神が崩壊しはじめると言われています。

スポンサーリンク

 

村上 祐資さんの今

村上祐資さんは、現在2019年2月23日から3月10までの期間で、千葉県船橋市にある元南極観測船「SHIRASE 5002」の船内で模擬宇宙生活実験、SHIRASE EPOを行っています。

火星探査には、往復3年かかると言われています。

役目を終えたSIRASE5002を地球から火星に向かう宇宙船と見立て、日本ではじめての民間による模擬宇宙船実験を行います。

SIRASEの中で16日間クルーたちと過ごし、実際の火星でも想定される、往復6分のタイムラグの交信の中で与えられる様々なミッションや、模擬宇宙服を着用して行う船外活動を通して、閉鎖環境の中でのチーム活動を検証しています。

A- portという朝日新聞社のクラウドファンディングでこのSHIRASE5002模擬宇宙生活実験の支援者を募っています(2019年2月28日まで)

目標金額の1,500,000円に対して、1,624,000円集まっています。

中にはお一人で、300,000円支援している方もいました。

う~ん、とってもお金持ち(*’▽’)

300,000円も一人で支援するなんて、どんな人物なのでしょうか!?

支援額に応じて、様々なグッズがもらえるようです。

ちなみに、3,000円の支援額【全力応援コース!心より感謝いたします】だと、お礼のメールと活動報告が届くそうです!

村上祐資さんの夢とは?マーズワン計画と極地で生きるということのまとめ

今回は極地建築家、村上祐資さんについてご紹介しました。

私は恥ずかしながら、村上祐資さんを今回はじめて知りました。

ご自分のホームページも持ってらっしゃいますし、過去には写真展や子供向けのワークショップも開催されたりしています。

調べれば、調べるほど奥深い活動をされているので、色々なものを読みまくり、この記事を書くだけで丸2日間かかってしまいました。

それだけ、エネルギー溢れる魅力的な方だし、地球から見据える宇宙や、人間のあり方について非常に考えさせられました。

これからも、村上祐資さんの活動を見守っていきたいと思います。

最後までおつきあいいただき、ありがとうこざいました。

スポンサーリンク
ABOUT ME
なぎさ
東京都在住。 二人の男の子のシングルマザーです。 AFP(アフィリエイトテッド・ファイナンシャルプランナー) 好きなものは、息子、音楽、城、南の島、ネコ、ビール、鼻ぺちゃ犬、マンガ、映画館、空港、腕時計。
最新の投稿
RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です